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【楽天スーパーSALE 60%OFF】モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 (全曲) /ブルーノ・ワルター
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ウィーン時代の小味で若々しいセンスを充分に残したこの「フィガロ」も、 彼を語る上に無くてはならぬもの (宇野功芳) ファン必携!ワルター伝説の名演《フィガロの結婚》 (1944年) が 良好音質で堪能できる! ★ワルターはメトロポリタン・オペラで、1942年11月に《ドン・ジョヴァンニ》と《魔笛》を再演、12月には初めて《フィガロの結婚》を指揮しました。このときの様子が名著『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』のなかで次のように書かれています。キャストはすばらしくて、ジョン・ブラウンリー、エツィオ・ピンツァ、ヤルミラ・ノヴォトナ、ビドゥ・サヤン、それにメットで初めて伯爵夫人役を歌う若いアメリカ人ソプラノのエレノア・スティーバーがいた。演出はヘルベルト・グラーフで、ハワード・トーブマン*によれば、「これまでのプロダクションより改善されていた。《フィガロの結婚》は安易な笑いだけの芝居ではない」と彼は書いている。「それゆえ、その温かさ、美しさ、不朽の人間性が輝いて、無慈悲な世界を元気づけるのだ。」これとは対照的に、『ヘラルド・トリビューン』のロバート・ローレンスは「魅惑と哀感ある部分と・・・ (中略) ・・・感傷に堕する部分とが交互にあった。要するに、ワルター氏のアプローチは個性的であり過ぎた」と難じている。 (『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊) *編注:『ニューヨーク・タイムズ』紙の有名な音楽評論家 今回の《フィガロの結婚》全曲CDは、メトロポリタン・オペラで翌シーズン (1943/44シーズン) に上演された舞台を音盤化したものです。エツィオ・ピンツァ、ビドゥ・サヤンら当時メットで活躍中のスター歌手をそろえた伝説的舞台、ワルターが指揮する極めつけのモーツァルト、それも名曲中の名曲《フィガロの結婚》全曲を聴くことが出来るとあって、すでに海外盤のLPやCDが数種類出回っていましたが、今回国内初登場になるエピタグラフ盤はファンならずとも注目度NO.1のCDです。 ★《フィガロの結婚》全曲 (1944) の世界初出LP (米ワルター協会盤) について、音質はともかく、演奏については宇野功芳氏の評価は以下のとおり。 (前略) 「序曲」はきわめて速く、軽快さと若々しさを兼ね備えつつ、第二テーマではテンポを落としてワルターならではの寂しい雰囲気の変化を見せ、やがてコーダの興奮させずにはおかないアッチェレランドの盛上げへと移ってゆくのである。 開幕後の二重唱では一転して遅めとなり、優雅な風情があたり一面に立ちこめるが、それも束の間、すぐに軽妙さを取戻してしまう。そのへんの呼吸の巧さは流石である。すなわち、全体に速いテンポを基調としながら、肝所では遅くしてエレガンスを生かす。たとえばケルビーノのアリア「自分で自分がわからない」では、ロマンティックな恋のため息が聞こえてくるようだし (特に最後の部分の、一段とテンポを落とした語りかけと、ピアニッシモの美しさ) 、伯爵夫人のアリア「愛の神様、みそなわせ」の極端な遅さと思い切ったオーケストラのカンタービレも、ベーム以上にすばらしさの限りである。 また劇に対するワルターの共感は、第三幕のアルマヴィーヴァ伯爵や伯爵夫人の叙唱において、オーケストラがいかに激しくものを言っているかに明らかであろう。第四幕冒頭の「バルバリーナのアリア」にしても、オケの前奏は、大切なものを無くした少女の、せっぱつまった感情を、夜のしじまと共に見事に描き尽くしている。 歌手はどちらといえば平凡である。特にフィガロの声が老けていること、伯爵に威厳のないことなど抵抗もあるし、オーケストラも決して巧くなく、音程の悪い金管、無神経な木管など、時に腹立たしいが、全曲に流れるモーツァルトの歌とリズムはワルター以外の何ものでもない。但し、叙唱の伴奏をピアノでやっているのは、古いスタイルで雰囲気に乏しい。 全体として、ワルターの表現には1956年の「魔笛」のような完成度はまだ見られないが、ウィーン時代の小味で若々しいセンスを充分に残したこの「フィガロ」も、彼を語る上に無くてはならぬものといえよう。 『ブルーノ・ワルター〜レコードによる演奏の歩み』 (宇野功芳著 音楽之友社1972年刊) ★この頃の放送録音としては明瞭で良好な音質。ノイズも比較的少なく聞きやすいレベルです。従来の海外盤のいずれにも勝るとも劣らない音質が最新リマスターとUHQCD化によってさらにパワーアップ!ワルターの貴重なライヴ録音《フィガロの結婚》 (1944年) 、初登場の国内盤にご期待ください。 ★なお、台詞の場面も含む歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》全曲/ワルター (1944) 【3UHQCD】 アーティスト(演奏・出演) メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 ブルーノ・ワルター (指揮) エツィオ・ピンツァ (バス:フィガロ) ビドゥ・サヤン (ソプラノ:スザンナ) ジョン・ブラウンリー (バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵) エレノア・スティーバー (ソプラノ:伯爵夫人) ヤルミラ・ノヴォトナ (ソプラノ:ケルビーノ) ほか レコーディング 録音:1944年1月29日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
2,000円
【楽天スーパーSALE 70%OFF】モーツァルト交響曲集/ブルーノ・ワルター、 ニューヨーク・フィル
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世界初出の40番、国内初CDの35番&39番・・・ ワルター&ニューヨーク・フィルによる カーネギー・ホール・ライヴ=至高のモーツァルト3曲が 高音質UHQCDで登場! ★現在ベストセラー中の「モーツァルト交響曲集 (第25・29・35・38・39番) 」 (EPITA.020/1) につづいて、同じエピタグラフ・レーベルからブルーノ・ワルターのピークの時代ともいわれているニューヨーク時代のカーネギー・ホールでのライヴ盤が登場。曲目は愛好曲モーツァルトのトップ3 (交響曲40番・35番・39番) です。うれしいことに40番は1950年録音で世界初出盤,35番・39番は1944年・45年録音で国内初CDになります。 ★音質は復刻にともなうスクラッチノイズが少し残っているものの、鮮烈かつ豊麗な響きをともなった放送録音の魅力がたっぷり。全曲とも拍手が盛大に入っていて、生々しく臨場感たっぷりに、カーネギー・ホールでの雰囲気を楽しめます。ワルターは持ち前のロマンティックな表現に力強く輝かしい威力と彫りの深い立体的な構成感を付加しており、これぞまさしく全盛期のモーツァルト演奏を堪能できます。とりわけ、世界初出になる第40番ト短調は音質も良好で、比類なく貴重な名演と申せましょう。 ただし40番はオリジナル原盤に、第4楽章の後半 (3:29〜31) に3秒ほど欠落があったため同曲のCBSスタジオ録音 (53年2月23日) で補正しております。 ★以下はブルーノ・ワルターのHP作成で有名な丹野克洋氏の提供資料より ワルター・ニューヨークフィルとのモーツァルト ワルターは戦前からニューヨーク・フィル (1923年~1925年はニューヨーク交響楽団) に頻繁に客演しています。1939年アメリカに亡命するまでに153回、1941年から亡くなる1960年までに249回の計402回の演奏会を指揮しております。総演奏曲数は1306曲で一番多いのはベートーヴェンの199曲、続いてブラームスの157曲、次いでモーツァルトが121曲となり、モーツァルトの曲目で見てみると一番が交響曲第40番で16回、交響曲第35番14回、交響曲第39番12回、交響曲第38番9回、交響曲第41番7回と続いています。他では、交響曲第25番、28番、29番の各3回で意外なのは交響曲第36番が1回しかありません。 当日の演奏曲目 (下線は本CDの収録曲) ●1950/2/5 カーネギー・ホール モーツァルト/「アイネ・クライネ・ナハトムジ—ク」、交響曲第35番、ピアノ協奏曲第20番 (ルドルフ・フィルクスニー (P) ) 、モーツァルト/交響曲第40番 ●1944/2/6 カーネギー・ホール モーツァルト/交響曲第35番「ハフナー」、マーラー/交響曲第4番 (歌詞 英語) (デジ・ハルバン (S) ) ●1945/12/23 カーネギー・ホール モーツァルト/交響曲第39番、R・シュトラウス/家庭交響曲 収録情報 曲目・内容 モーツァルト交響曲集 (40番・35番・39番) /ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィル【UHQCD】【限定発売】 モーツァルト: 交響曲第40番 ト短調 K.550 交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」 交響曲第39番 変ホ長調 K.543 アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1950年2月5日 (交響曲第40番) 、1944年2月6日 (第35番) 、1945年12月23日 (第39番) /カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
1,000円
【楽天スーパーSALE 49%OFF】宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ブルーノ・ワルター
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ニューヨーク時代のワルター“伝説”の名演ライヴ— 「ミサソレ」「モツレク」「ヴェルレク」、望みうる最高音質で国内盤初登場! ★エピタグラフ・レーベルによるワルター没後60年企画のライヴ録音シリーズ。モーツァルト、ブラームス、マーラー、ブルックナーと続けてきて、今回は3大宗教曲集 (1) ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (2) モーツァルトのレクイエム (3) ヴェルディのレクイエム。 ★ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス・・・宇野功芳氏がクレンペラー盤と並ぶこの名曲の代表的名演として海外盤を著作で紹介してきましたが、「欠点は録音の、あまりの悪さ」でした。それが今回、目覚ましく音の状態が良いのが登場!「これはワルターの最高傑作の一つであるばかりでなく、同曲CD中、クレンペラーのそれと並んで演奏面では一、二を争うものである。・・・クレンペラーの、遅いテンポを一貫させた堂々たる造型に対し、ワルターのはテンポを緩急自在に動かした極めて動的な表現で、好みからいえば、ぼくは断然ワルターを採りたい。」 (『名指揮者ワルターの名盤駄盤』宇野功芳著、講談社+α文庫1995年刊) また、「放送録音ディスクが良い音で残っている。残念なことに、最近出ているグロテスクに歪んだ音源によるコンパクト・ディスクは、1948年4月半ばにカーネギーホールで聴かれた崇高な演奏をひどく不当に扱っている。」 (『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』エリック・ライディング&レベッカ・ペチュフスキー共著、高橋宜也訳、音楽之友社2015年刊) として、本書籍では「数ヶ所の乱れを別とすれば、これはワルターの名演の一つである。キリエで醸し出される優しさ、唖然とするようなグローリアでの歓喜の激しい爆発、クレドの力強い信念の表出、サンクトゥスの揺りかごを揺らすような祝福、そして人生の重荷を厳かに思い、平安を乞い願うアニュス・デイ。スティーバーとメリマンは特に見事で、甘美な声色というのではなくて自分のパートを息づかせるドラマがすばらしく、神々しい熱狂にすっかり我を忘れているようであるが、オーケストラと合唱も、神にささげる恍惚とした喜びの音を奏でるのにひと役買っている。ワルターの、自分の巨大なヴィジョンを大編成の演奏家に伝達する能力と、テンポを変化させて歌手とオーケストラから多彩な抑揚を引き出す技は、時には息をのむほどである。」と称賛されております。 ★モーツァルト:レクイエム・・・1956年3月10・12日、モーツァルト生誕200年記念にワルターは米コロンビア・レコードにセッション録音し、この名曲の代表盤を完成していますが、11日にカーネギー・ホールでのモーツァルト・フェスティバルで披露していました。ワルターは4人の独唱者 (ゼーフリート、トゥーレル、シモノー、ウォ—フィールド) とのピアノ・レッスンの際、本番中は暗譜して歌うように要請。はたして本番では、四重唱として室内楽的なまとまりのある美しい音楽となったと、ウォ—フィールドは後年の雑誌インタビューで語っています。音も良好。最後の拍手歓声がすごく、当時のワルターのモーツァルトへの人気ぶりがうかがえるドキュメントとなっております。 ★ヴェルディ:レクイエム・・・「ミサ・ソレムニス」と同様、ワルター唯一の録音。何度も演奏してきましたが、レコーディングの機会に恵まれず、1959年3月27日と29日、つまり聖金曜日と復活祭の日にメトロポリタン・オペラでのお別れコンサートでこの曲を演奏、2日目の記録が本ディスクになりました。当時激しい合唱を含むこの曲を指揮するには老年のワルターには無理ではないかとの声も出ていた中、「首尾一貫した力強い演奏ができなくなっているとうかがわせるものはない。彼の熱のこもった気合の声や独唱者たちへのしばしばこちらまで聞こえる指示の言葉は、演奏行為に完全に没入している人間の様を表している。— ニューヨーク・タイムズ紙‘59.3.29」 (前掲『ブルーノ・ワルター 音楽に楽園を見た人』) なお、ソプラノ・パートのミラノフは「怒りの日」を歌い終わってから体調不良で降板、代役で控えていたクロールに替っています。 ★以上3曲とも、曲の最初から終わりまで途切れはなく、終了後の拍手も入っています。それぞれ1枚のディスクに収録。いずれも放送原盤ディスクからの復刻にともなうスクラッチ・ノイズが多少ありますが、従来の海外盤をも凌駕する明瞭な音質で登場!国内盤初発売になります。さらに“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様で発売!歌詞対訳付き。 収録情報 曲目・内容 宗教曲集 (ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/モーツァルト:レクイエム/ヴェルディ:レクイエム) /ワルター【3UHQCD】 DISC 1 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 エレノア・スティーバー (ソプラノ) /ナン・メリマン (メゾ・ソプラノ) /ウィリアム・ヘイン (テノール) /ロレンツォ・アルヴァリ (バス) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1948年4月18日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 2 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626 (ジュスマイヤー版) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ) /ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ) /レオポルド・シモノー (テノール) /ウィリアム・ウォーフィールド (バリトン) /ウェストミンスター合唱団/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1956年3月11日カーネギー・ホール、ニューヨーク (ライヴ) DISC 3 ヴェルディ:レクイエム ジンカ・ミラノフ (ソプラノ) &ハイディ・クロール (ソプラノ) /ロザリンド・エリアス (アルト) /カルロ・ベルゴンツィ (テノール) /ジョルジョ・トッツィ (バス) /メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 録音:1959年3月29日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) レコーディング Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
3,000円
【楽天スーパーSALE 49%OFF】ブラームス交響曲全集/ブルーノ・ワルター、 ニューヨーク・フィル(1951年ライヴ)
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1951年にカーネギー・ホールで演奏された ワルター&ニューヨーク・フィルのブラームス・チクルス、 その交響曲全曲がついに3UHQCDで登場。 ★1951年にカーネギー・ホールで演奏されたワルター&ニューヨーク・フィルのブラームス・チクルス、その交響曲全曲がついに3UHQCDで登場。2番は2004年にターラで初CD発売されましたが、1番、3番は世界初CD。4番は国内初CD。50年代のニューヨーク時代がワルターのピークの時代ともいわれているワルターのライヴ・ブラームス、待望の全集登場です。 ★ブルーノ・ワルターは1951年1月18日〜2月11日の約1か月間オール・ブラームス・プログラムの演奏会をカーネギー・ホールで14回実施しました。ワルターのHP作成で有名な丹野克洋氏の提供資料によれば、その全プログラムは下記のようになっています。ワルターはこのサイクルの後、2月12日にニューヨーク・フィルと交響曲第4番、ハンガリア舞曲集をコロンビアに録音しており、この時期いかにワルターが充実していたかが判る演奏会です。 ●1951年1月18、19、20、21日 [ブラームス・サイクル - I] 悲劇的序曲/ヴァイオリン協奏曲 [ジノ・フランチェスカッティ (Vn) ]/交響曲第1番 ●1951年1月25、26、27、28日 [ブラームス・サイクル - II] ハイドンの主題による変奏曲/ピアノ協奏曲第1番[クリフォード・カーゾン (P) ]/交響曲第3番 ●1951年2月1、2日 [ブラームス・サイクル - III] 大学祝典序曲/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲[ジョン・コリリアーノ (Vn) レナード・ローズ (Vc) ]/交響曲第2番 ●1951年2月4日 [ブラームス・サイクル - III] ハンガリア舞曲第17番、1番、3番、10番/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 [ジョン・コリリアーノ (Vn) レナード・ローズ (Vc) ]/交響曲第2番 ●1951年2月8、9日 [ブラームス・サイクル - IV] ピアノ協奏曲第2番 [マイラ・ヘス (P) ]/交響曲第4番 ●1951年2月11日 [ブラームス・サイクル - V] 大学祝典序曲/ピアノ協奏曲第2番 [マイラ・ヘス (P) ] /交響曲第4番 ★宇野功芳の激賞でターラの国内盤も大ヒットとなった「2番」、今回のエピタグラフの音は冒頭ラジオ・アナウンス付きで、ターラ音源とは入手ルートが違います。音質は優るとも劣らない鮮明かつ迫真の音。あらためて聞き惚れてしまいます。「1番」「3番」「4番」もオーケストラの強大な響きを武器に、雄大な構成感、濃密な叙情性をともない、情熱の限りをぶちまけた激烈な演奏が展開されており、ワルターもやはりライヴの人であったことを痛感させられます。全曲拍手入り。 ★ボーナス・トラックにはこれもまた世界初CD化になる「悲劇的序曲」 (54年ライヴ) を収録。2回のスタジオ録音 (1953年にニューヨーク・フィルと/60年にコロンビア響と) も名演でしたが、さらに彫りが深く自発性に富んだ凄演となっております。この曲も終演後盛大な拍手が入っています。「ニューヨーク・フィルとの総演奏曲数は1306曲で一番多いのはベートーヴェンの199曲、続いてブラームスの157曲、次いでモーツァルトが121曲であった」 (前述の丹野克洋氏の提供資料) — ベートーヴェンについで演奏回数が多かったブラームス。その愛着ぶりを叙実に示すワルターのライヴ・ブラームス、ファン必携の交響曲全集と申せましょう。 収録情報 曲目・内容 ブラームス交響曲全集/ワルター&ニューヨーク・フィル (1951年ライヴ) 【3UHQCD】 DISC 1:交響曲 第1番 ハ短調 作品68 (1951年1月21日) DISC 2:交響曲 第2番 ニ長調 作品73 (1951年2月4日) 、交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 (1951年1月28日) DISC 3:交響曲 第4番 ホ短調 作品98 (1951年2月11日) 〈ボーナス・トラック〉悲劇的序曲 作品81 (1954年12月19日) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター (指揮) ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング いずれもニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
3,000円
【楽天スーパーSALE 70%OFF】ドイツ・レクイエム/ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル
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ワルター&ウィーン・フィルのドイツ・レクイエム、 「幻の名盤」ついに国内盤初登場! ★ブルーノ・ワルターによるブラームス「ドイツ・レクイエム」は5種のライヴ([1] 1950年ストックホルム、[2] 52年カーネギーにおけるニューヨーク・フィル(NYP)盤、[3] 52年ローマ・イタリア放送響盤、[4] 53年エジンバラにおけるウィーン・フィル盤、[5] 54年カーネギーにおけるNYP盤)のほか、54年12月にNYPを指揮してセッション録音(当時のコロンビア・レコード) をのこしていますが、ファンの間で「もっとも感動的で劇的、すごい演奏」と騒がれていた [4] が、ついに国内盤CDで登場します。しかもUHQCDで! ★聖書のドイツ語訳を歌詞に用いたことから、ブラームスの『マタイ』とも言われているこの名曲にワルターは愛着を示していました。1950/51年シーズンにブラームスの作品をNYPと録音する機会がありましたが、独唱者と合唱にかかるコストの問題で断念。52年のライヴ、前述の [2] では英語歌唱、 [3] はイタリア語歌唱で行われています。そして1953年9月にエジンバラ音楽祭で演奏された [4] 。ワルターの深く、激しく、重々しい情念のもと、ウィーン・フィルは強靭かつしなやかに美音を響かせ、ゼーフリート、フィッシャー=ディースカウは感動的な歌声!ワルターとの共演は初めてとなったフィッシャー=ディースカウはこのとき28歳。ワルター自身のピアノでリハーサル、指導を受けたときの思い出を『自伝』で語っています。音楽祭のため編成された合唱団はイギリスのコーラスの伝統に裏打ちされた立派なもの。第2曲の葬送行進曲、第6曲の「怒りの日」ではオーケストラ、独唱、合唱が一体となった凄まじい迫力の盛り上げを見せ、これを聞くとワルターが最後の年にNYPとセッション録音を残したものの、「ざらついた合唱と混濁したオーケストラの音」(『ブルーノ・ワルター〜音楽に楽園を見た人〜』エリック・ライディング&レベッカ・ペチェフスキー共著、高橋宣也訳、音楽之友社刊2015年)への不満から、生前はレコード発売を許可せず、お蔵入りにした理由もわかるというものです。 ★ 1953年9月8・10日、エジンバラ音楽祭でオール・ブラームスのプロ(ほかに「悲劇的序曲」「ハイドン変奏曲」)で行われた2日間の初日の録音。この音源の発売は、これまで一般には入手しがたい米ワルター協会のLP、同系WINGレーベルのCD、アンドロメダのCDしかありませんでした。エピタグラフ・レーベルの発売はラジオ中継された放送原盤より復刻されたテープからのCD化で、一般市販での発売、国内盤初登場になります! 音質は復刻につきまとうノイズこそ少し残っているものの、高域の伸び、低域の重厚さ等、比較的良好で鮮明な音。しかも「高音質CDの決定版」であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。 収録情報 曲目・内容 ヨハネス・ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45 アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) エジンバラ音楽祭合唱団 レコーディング 録音: 1953年9月8日エジンバラ音楽祭、アッシャーホール、エジンバラ(ライヴ) Produced by Epitagraph
1,000円
【楽天スーパーSALE 45%OFF】モーツァルト:歌劇《魔笛》 (全曲) (英語歌唱) /ブルーノ・ワルター
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ワルターの全レコードを上廻る絶品であり、 これを聴かずしてワルターを語ることは不可能 (宇野功芳) ワルターの、《魔笛》の、最高の名演、 極上音質でUHQCD化 ★ワルターはその芸術活動の大半をオペラ公演に捧げた人でした。1951年に公の形でメトロポリタン・オペラに別れを告げたものの、56年、「モーツァルト200年祭に《魔笛》公演の指揮を」というビング支配人の熱心な誘いに、「《魔笛》はモーツァルトの遺言」と捉えていたワルターは快諾、念頭にあった「自らの芸術活動の遺言を残すこと」を考え合わせ、この歴史的公演のステージに復帰したのです。本公演は全米にこの名作の理解を深めてもらうため英語歌唱で行われました。台詞も英語になることから、ワルターとビングが配役・歌手の選考を行い、最終的にはほぼ全員がアメリカ人のキャストに。メットの新旧スター歌手が勢揃いしております。 ★歌手の単なる伴奏程度に終わっている指揮が多い中で、ワルターは違います。この歴史的名演の真価を日本で初めて伝え広めたのは宇野功芳氏でした。 (前略) ワルターは「魔笛」をモーツァルトの遺言と考えており、しかも56年3月3日といえばニューヨーク・フィルによる「ジュピター」 (3月5日) や「レクイエム」 (3月10日) のレコーディングの直前、彼の芸術の頂点を示した時期である上に、実演録音でもある。事実、これはワルターの全レコードを上廻る絶品であり、これを聴かずしてワルターを語ることは不可能とさえ言えるだろう。 (中略) 「序曲」からして、彼のステレオ盤、モノーラル盤とは別人のごときえぐり方である。生々しい響きとダイナリズム、激しい気迫、それはむしろ1928年のSP盤に近いが、同じようにアッチェレランドをかけ、若いころのワルターにしばしば見られるところの、せかせかした、あせるようなリズム (それはこの「魔笛」全曲のいたるところに聴かれる) を刻んでも、それがマイナスとなるよりはプラスに作用し、音楽に血肉をあたえる結果となっているのだ。 (中略) ワルターの「魔笛」ほどオーケストラがものを言っている演奏は他にあるまい。弦も木管も、あらゆる声部が歌いぬく。モーツァルトが散りばめたすべての旋律が人間の声のように歌い尽くされる。それに立体的で豊麗なハーモニーがつけられ、一方においては威厳に満ちた、激しいダイナリズムが対比される。フレーズも余韻に充ちて消えるかと思えば、スタッカートできっぱりと切られる。このように柔と剛、女性的なものと男性的なものが、少しも反発し合うことなく、見事に溶け合って、ワルターの表現をいよいよ多彩なものにしているのである。 (中略) ワルターのもう一つの特徴は、劇音楽に対する彼の才能の現われである。ドラマの持つ感情や意味を音楽化する力において、ぼくは少なくとも「魔笛」に関するかぎり彼以上の人を知らない。たとえばパパゲーノの「恋人か女房か」のアリアで重要な働きをするグロッケンシュピールが初めはごくかすかに、遠くから聞こえてくる。それが二番、三番と歌われるにつれて、しだいに強く、音色も明るく、まるでオペラ・ハウスの天上といわず客席の後方といわず、いたるところに配置されたグロッケンシュピールがいっせいになり出すかのごとき幻想にかられる。 (中略) さらに「二人の武士」のユニゾンを彩る、あのバッハ的な音のからみを、ワルターは何と厳しいアクセントで悲劇的に演奏していることだろうか。パパゲーノが笛を吹きながら歌う「首つりのアリア」がなんと速いテンポで、彼のせっぱつまった気持を伝えることだろうか。 (中略) 実際、「二人の武士」から「タミーノとパミーナの試練」、「首つりのアリア」「パ・パ・パの二重唱」を経て「終曲」にいたる部分は、「魔笛」全曲でも最も感動的な音楽の連続であるが、ワルターの表現もここを全曲の山として、身動きが出来ないほどの緊張力で一貫させる。「パ・パ・パの二重唱」のアッチェレランド、二人の恋人同志の愛の讃歌は、きわめて精神的に高いものとなって、聴く者をいや応なく、音楽の興奮の渦の中に押し流してしまう。そしてザラストロの登場、壮麗な合唱がアンダンテで歌われ、次いでアレグロに変る部分のオーケストラの前奏を聴けば、ワルターの絶好調を知るであろう。 (中略) 歌手はタミーノ、パミーナ、夜の女王の3人がかなり良いが、特筆すべき程ではなく、しかも英語で歌われている。だが目立って聴き劣りのする人もなく、全体にバランスがとれていることと、一人一人にワルターの指示が行き届いて、全員が同じように感情を豊かにこめて歌っているのが良い。英語も聞き進むに従って気にならなくなる。コーラスもオーケストラもむしろ平凡だが、すべてが完全にワルターの手足となり、まとまったチームとなって充実した演奏をくりひろげる。かえってスターが居ないだけに、ワルターの「魔笛」がいっそう純粋に味わえるのだとも言えるだろう。 『ブルーノ・ワルター〜レコードによる演奏の歩み』 (宇野功芳著 音楽之友社1972年刊) ★幕の間の休憩時間はともかく、幕中は途切れなしに収録されており、この頃の放送録音としては非常に鮮明な音質!高音域から低音域までしっかり伸びており、ノイズもきわめて少なく聞きやすいレベルです。従来の海外盤に勝るとも劣らない極上の音質が最新リマスターとUHQCD化によってさらにパワーアップ!ワルターの、《魔笛》の、最高の名演をご堪能ください。 ★なお本公演は英語歌唱ですが、台詞の場面も含む原語 (ドイツ語) の歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:歌劇《魔笛》全曲 (英語歌唱) /ワルター (1956) 【2UHQCD】 アーティスト(演奏・出演) メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 ブルーノ・ワルター (指揮) ルシーン・アマーラ (ソプラノ:パミーナ) ブライアン・サリヴァン (テノール:タミーノ) ロバータ・ピーターズ (ソプラノ:夜の女王) ジェローム・ハインズ (バス:ザラストロ) セオドア・アップマン (バリトン:パパゲーノ) ローレル・ハーリー (ソプラノ:パパゲーナ) ポール・フランク (テノール:モノスタトス) ジョージ・ロンドン (バス:弁者) ほか レコーディング 録音 : 1956年3月3日メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク (ライヴ) Produced by Epitagraph (原盤:エピタグラフ)
2,000円