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|  民度ー分極化時代の日本の民主主義 (中公新書 2876) [ 善教将大 ]
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 | 中公新書 2876 善教将大 中央公論新社ミンド ブンキョクカジダイノニホンノミンシュシュギ ゼンキョウマサヒロ 発行年月:2025年10月21日 予約締切日:2025年10月20日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121028761 善教将大(ゼンキョウマサヒロ) 1982(昭和57)年広島県生まれ。2006年立命館大学政策科学部政策科学科卒業。08年同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程前期課程修了。11年立命館大学大学院政策科学研究科博士課程後期課程修了。博士(政策科学)。関西学院大学助教、准教授を経て、21年より関西学院大学法学部政治学科教授。専攻・政治行動論、政治意識論、意識調査方法論。著書『維新支持の分析ーポピュリズムか、有権者の合理性か』(有斐閣、2018年、サントリー学芸賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 政治的概念としての民度/第2章 誰が知っているのか/第3章 何が左右するのか/第4章 投票率は象徴か/第5章 党派性と意思決定/第6章 若年層は低いのか/第7章 問われた民度ー2024年兵庫県知事選/終章 民度を問う意味ー分岐点の日本政治 人々の生活や文化程度、民主政治への成熟度を意味する民度。本書は民度をキーワードに、日本政治の現状を描く。様々なデータや方法論から、投票参加、党派性、投票行動、若年層の行動、またテレビ・新聞・SNSの影響などを取り上げて分析。日本人の政治意識・行動を追う。民主主義は世界中で危機にあるが、日本でも既成政党が停滞、新興勢力が急伸し、大きく変貌しつつある。その「現在地」を描き出す。 本 人文・思想・社会 政治 新書 人文・思想・社会 | 1,265円 | 
|  サッチャー 「鉄の女」の実像 (中公新書 2879) [ 池本大輔 ]
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 | 「鉄の女」の実像 中公新書 2879 池本大輔 中央公論新社サッチャー イケモトダイスケ 発行年月:2025年10月21日 予約締切日:2025年10月20日 ページ数:336p サイズ:新書 ISBN:9784121028792 池本大輔(イケモトダイスケ) 1974年東京都生まれ。98年東京大学法学部卒業。2000年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。07年オックスフォード大学政治・国際関係学部にてPh.D(政治学)取得。関西外国語大学国際言語学部専任講師、明治学院大学法学部専任講師、同大学准教授を経て、17年より同教授。2013年、日本学術振興会賞受賞。専門はヨーロッパ統合、ヨーロッパ国際関係史、イギリス政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 食料品店主の娘が女性初の保守党党首へ/第2章 野党保守党の党首ー一九七五年〜七九年/第3章 慎重な滑り出しー第一次政権 一九七九年〜八三年/第4章 統治スタイルの確立ー第二次政権 一九八三年〜八七年/第5章 退場への道のりー第三次政権 一九八七年〜九〇年/終章 首相退任後のサッチャーとその遺産 サッチャーは、20世紀後半を代表する政治家だ。1975年に保守党党首となり、79年にはイギリス初の女性首相に就任。「鉄の女」の異名をとり、10年以上在任した。サッチャリズムと呼ばれた政策は、「英国病」を克服したと言われる一方、レーガン米大統領とともに新自由主義の急先鋒だとして批判も招いた。本書は、激動の生涯を追い、経済から外交までの政策を俯瞰したうえで、彼女の「遺産」を浮き彫りにする。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 新書 人文・思想・社会 | 1,375円 | 
|  50歳からの美食入門 (中公新書ラクレ 852) [ 大木淳夫 ]
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 | 中公新書ラクレ 852 大木淳夫 中央公論新社ゴジッサイカラノビショクニュウモン オオキアツオ 発行年月:2025年10月07日 予約締切日:2025年10月06日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121508522 本 ビジネス・経済・就職 流通 ビジネス・経済・就職 産業 商業 新書 人文・思想・社会 | 1,100円 | 
|  中学英語「再」入門 日本語と比べて学ぶ14講 (中公新書 2684) [ 澤井 康佑 ]
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 | 日本語と比べて学ぶ14講 中公新書 2684 澤井 康佑 中央公論新社チュウガクエイゴサイニュウモン サワイコウスケ 発行年月:2022年02月21日 予約締切日:2022年02月20日 ページ数:320p サイズ:新書 ISBN:9784121026842 澤井康佑(サワイコウスケ) 1972年、神奈川県生。慶應義塾大学文学部卒業。予備校、中学、高校で英語を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 英単語記憶法ー覚えるための最重要ポイント/名詞ー要求される細かな使い分け/代名詞ー英語で多用される品詞/動詞ー名詞と対をなす最重要品詞/基本となる文の型ー英語は型に頼って意味を表す/修飾語ー文のメインキャストを彩る花/前置詞ー短くも手ごわい言葉/受け身ー過去分詞形の活躍/助動詞、進行形ー述語部分の広がり/接続詞ー「文+文」の世界への発展/ing形、to不定形が形成する句ー先頭車両が動詞の列車/比較ーA=B,A>B,Aがイチバン/itー類いまれなる多彩な活躍/演習ー学んだ知識を駆使して文を読み解く 「習うより慣れろ!」中学時代、丸暗記でテストを切り抜けた人も多いでしょう。しかし、大人になった今だからこそ、中学英語を学び直すと、英語の理屈が筋道立って見えてきます。「日本語と違って同じ単語が動詞にも名詞にもなる」「副詞は動詞の前に置くか後ろに置くか」…文の構造、修飾語や受動態などの大事なポイントを、日本語と比較しながら、理想的な順番で解説していきます。今度こそ無理なくマスターしましょう! 本 語学・学習参考書 語学学習 英語 新書 語学・学習参考書 新書 人文・思想・社会 | 1,078円 | 
|  ゆる古代ギリシア哲学入門 クセつよ逸話で学ぶ31人 (中公新書ラクレ 847) [ ネオ高等遊民 ]
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 | クセつよ逸話で学ぶ31人 中公新書ラクレ 847 ネオ高等遊民 中央公論新社ユルコダイギリシアテツガクニュウモン ネオコウトウユウミン 発行年月:2025年08月07日 予約締切日:2025年08月06日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784121508478 ネオ高等遊民(ネオ コウトウユウミン) 日本初の哲学系YouTuber。タイ在住。哲学科の大学院で修士号取得後、企業勤務を経て高等遊民に転身。2018年にYouTuberとしての活動を開始。YouTubeと並行して、タイから遠隔でオンラインの読書会として「ネオ高等遊民読書会サークル」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに 古代哲学の本当のおもしろさは逸話にある/第1章 哲学は逸話から始まった/第2章 哲学とは博識になることなのか/第3章 哲学が真理となった時代/第4章 自然探究から生まれた高貴な生き方/第5章 ソフィストたちの跳梁跋扈/第6章 哲学とは何か、ついに答えが出る!/第7章 真正面から生き方を語った哲学/おわりに 哲学との付き合い方 プラトンとアリストテレスはなぜ仲が悪かったの?エピソードはその哲学者の哲学そのものだ! 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 新書 人文・思想・社会 | 1,155円 | 
|  物語 オーストラリアの歴史 新版 イギリス植民地から多民族国家への200年 (中公新書 2741) [ 竹田いさみ ]
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 | イギリス植民地から多民族国家への200年 中公新書 2741 竹田いさみ 永野隆行 中央公論新社モノガタリ オーストラリアノレキシ シンパン タケダイサミ ナガノタカユキ 発行年月:2023年02月20日 ページ数:368p サイズ:新書 ISBN:9784121027412 竹田いさみ(タケダイサミ) 1952年東京都生まれ。上智大学大学院国際関係論専攻修了。シドニー大学、ロンドン大学留学。Ph.D.(博士、国際政治史)取得。獨協大学名誉教授、同大学院講師。専門は海洋安全保障、東南アジア・インド太平洋の国際関係、海洋と海賊の世界史。著書『移民・難民・援助の政治学』(勁草書房、1991、アジア・太平洋賞特別賞受賞)『世界史をつくった海賊』(ちくま新書、2011、国際理解促進図書優秀賞受賞、山縣勝見賞特別賞受賞)『世界を動かす海賊』(ちくま新書、2013、山縣勝見賞特別賞受賞)など 永野隆行(ナガノタカユキ) 1967年茨城県生まれ。上智大学大学院国際関係論専攻修了。ウェールズ大学、ロンドン大学政治経済大学院(LSE)留学。博士号(国際関係論、上智大学)取得。獨協大学外国語学部教授。専門はオーストラリア外交史、国際政治史。オーストラリア学会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 揺れる自画像とアイデンティティ/第2章 理想社会の建設ー白豪主義とアジア系労働者問題/第3章 ヨーロッパの帝国主義に翻弄されるー英帝国の敵/第4章 日本問題の登場ー対外脅威と安全保障/第5章 国連外交と冷戦の戦士ー大国政治への関与と挫折/第6章 多文化ミドルパワーの国家像ーベンチャー型中小企業国家/第7章 米中新時代ー新たな大国関係のはざまで 南半球の大陸オーストラリア。1788年以降、英国の植民地としてヨーロッパから移民を迎え、金鉱開発と羊毛貿易によって成長。1901年に建国した。戦後は白豪主義を転換してアジア諸国と結びつき、21世紀は多民族国家として存在感を示している。本書は、英帝国や日本、アメリカ、中国と対峙しながら、豪大陸が国家形成する成長物語である。旧版を刷新し、料理・観光のコラムを追加。「理想社会」の成功と挫折を活写する。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 新書 人文・思想・社会 | 1,100円 | 
|  日本鉄道廃線史 消えた鉄路の跡を行く (中公新書 2810) [ 小牟田哲彦 ]
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 | 消えた鉄路の跡を行く 中公新書 2810 小牟田哲彦 中央公論新社ニホンテツドウハイセンシ コムタテツヒコ 発行年月:2024年06月19日 予約締切日:2024年06月18日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121028105 小牟田哲彦(コムタテツヒコ) 1975年(昭和50年)東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程単位取得退学。日本および東アジアの近現代交通史や鉄道に関する研究・文藝活動を行う。日本文藝家協会会員。主著『大日本帝国の海外鉄道』(東京堂出版、2015、交通図書賞奨励賞受賞。改訂新版、育鵬社、2021)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 鉄道を廃止するということ/第2章 戦時における廃線/第3章 国鉄時代の赤字線廃止/第4章 災害による廃線/第5章 平成・令和の経営不振路線/第6章 鉄道存廃の議論今むかし 野ざらしの廃車両、ぽっかりと闇をのぞかせる廃トンネル…全国に散在する廃線にも、かつては活気に満ちた時代があった。なぜこれらは廃止されてしまったのか。戦中の「不要不急路線」にはじまり、モータリゼーションや国鉄再建に伴う大量の廃止、近年の自然災害による廃線などを時代別・種類別に紹介する。そして現在、新たに巻き起こっている廃線論議の解決策はどこにあるのか。廃線からたどる日本交通史。 本 ビジネス・経済・就職 産業 運輸・交通・通信 旅行・留学・アウトドア 鉄道の旅 ホビー・スポーツ・美術 鉄道 新書 ホビー・スポーツ・美術 新書 人文・思想・社会 | 1,155円 | 
|  謀略の技術 スパイが実践する籠絡(ヒュミント)の手法 (中公新書ラクレ 849) [ 稲村悠 ]
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 | スパイが実践する籠絡(ヒュミント)の手法 中公新書ラクレ 849 稲村悠 中央公論新社ボウリャクノギジュツ イナムラユウ 発行年月:2025年09月08日 予約締切日:2025年09月07日 ページ数:280p サイズ:新書 ISBN:9784121508492 稲村悠(イナムラユウ) (一社)日本カウンターインテリジェンス協会代表理事、Fortis Intelligence Advisory株式会社 代表取締役。1984年生まれ。大卒後、警視庁に入庁。刑事課を経て公安部捜査官として諜報活動の捜査に従事した経験を持つ。警視庁退職後は、不正調査業界で活躍後、大手コンサルティングファーム(Big4)にて経済安全保障対応に従事。その後、Fortis Intelligence Advisory株式会社を設立。経済安全保障対応や技術流出対策などのアドバイザリーを行う。また、(一社)日本カウンターインテリジェンス協会を通じて、官公庁や企業向けの諜報活動やサイバー攻撃に関する警鐘活動を行う。メディア実績多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第一章 ヒュミントとは/第二章 人の心を摑む/第三章 露中米英の籠絡の手法/第四章 現場が嘆く、人心掌握の難しさ/第五章 心理テクニック/第六章 実践のためのフレームワーク 人間の心ほど弱いものはない。組織防衛の要諦は、今も昔も、「人間の心」である。裏を返せば、ビジネスでも人間の心を狙うことが大きな成功につながりやすい。最も古典的な人的諜報=ヒュミントとは何か。ソ連KGB、米陸軍や陸軍中野学校の資料やリーク情報などを読み解き、世界に共通するヒュミントの手口を明らかにする。組織を守るにも、重要な情報を獲得するにもヒュミントを知らなければ始まらない。組織人必見の一冊だ。 本 人文・思想・社会 軍事 新書 人文・思想・社会 | 1,155円 | 
|  大田昌秀ー沖縄の苦悶を体現した学者政治家 (中公新書 2865) [ 野添文彬 ]
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 | 中公新書 2865 野添文彬 中央公論新社オオタマサヒデ オキナワノクモンヲタイゲンシタガクシャセイジカ ノゾエフミアキ 発行年月:2025年07月23日 予約締切日:2025年07月22日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121028655 野添文彬(ノゾエフミアキ) 1984(昭和59)年滋賀県生まれ。2006年一橋大学経済学部卒業。12年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。沖縄国際大学法学部講師、准教授を経て、24年より沖縄国際大学法学部地域行政学科教授。専攻・日本外交史、国際政治史。著書『沖縄返還後の日米安保』(吉川弘文館、2016年、沖縄協会沖縄研究奨励賞・日本防衛学会猪木正道研究奨励賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 沖縄戦という原点/第2章 本土、米国への留学ー一九五〇〜五六年/第3章 日本復帰論高揚のなかでー琉球大学時代1/第4章 復帰後、沖縄学の批判的継承ー琉球大学時代2/第5章 沖縄県知事の第一期ー一九九〇〜九三年/第6章 沖縄からの異議申し立てー一九九四〜九六年/第7章 大田県政の挫折ー一九九六〜九八年/第8章 晩年と死 沖縄戦で鉄血勤皇隊として死線を彷徨い、戦後は早稲田大学、米国に留学、琉球大学で沖縄戦・沖縄学の教鞭を執った大田昌秀。米統治下から論壇で活躍し、1990年、知事当選後は米軍基地問題と対峙する。冷戦終結後の新たな日米関係が求められる中、米兵による少女暴行事件が勃発。高揚する民意と日本政府との間で解決を模索するが、3度目の知事選で敗北する。百冊以上の自著で沖縄の苦悩を記し、沖縄現代史と共に歩んだ生涯。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 新書 人文・思想・社会 | 1,078円 | 
|  人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで (中公新書 2859) [ 筒井淳也 ]
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 | 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで 中公新書 2859 筒井淳也 中央公論新社ヒトハナゼケッコンスルノカ ツツイジュンヤ 発行年月:2025年06月20日 予約締切日:2025年06月19日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121028594 筒井淳也(ツツイジュンヤ) 1970年福岡県生まれ。一橋大学社会学部卒業。同大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。2014年より立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学・計量社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 結婚のない社会?/2章 結婚はどう変わってきたのか/3章 「結婚の法」からみえる結婚の遷り変わり/4章 同性婚、パートナーシップ、事実婚/5章 結婚と親子関係/6章 乗りこえられるべき課題としての結婚/7章 残された論点 離婚・再婚、選択的夫婦別姓、共同親権、同性婚、パートナーシップ制度、事実婚、生殖補助医療、養子縁組…。いま結婚のあり方が大きく揺らいでいる。リベラル派と保守派に分断され、個々の論点で議論ですれ違うなか、本書では共同性、性愛関係、親子関係の3点で結婚制度の歴史的変遷を根源から整理する。自由化した結婚が抱える「しんどさ」とは何か?現行制度の本質と、今後のゆくえを展望するための羅針盤。 本 人文・思想・社会 社会 家族関係 美容・暮らし・健康・料理 恋愛 結婚 美容・暮らし・健康・料理 冠婚葬祭・マナー 結婚 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (中公新書 2683) [ 篠田 謙一 ]
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 | 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 中公新書 2683 篠田 謙一 中央公論新社ジンルイノキゲン シノダケンイチ 発行年月:2022年02月21日 予約締切日:2022年02月20日 ページ数:320p サイズ:新書 ISBN:9784121026835 篠田謙一(シノダケンイチ) 1955年生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、現在、国立科学博物館館長。専門は分子人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 人類の登場ーホモ・サピエンス前史/第2章 私たちの「隠れた祖先」ーネアンデルタール人とデニソワ人/第3章 「人類揺籃の地」アフリカー初期サピエンス集団の形成と拡散/第4章 ヨーロッパへの進出ー「ユーラシア基層集団」の東西分岐/第5章 アジア集団の成立ー極東への「グレート・ジャーニー」/第6章 日本列島集団の起源ー本土・琉球列島・北海道/第7章 「新大陸」アメリカへー人類最後の旅/終章 我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのかー古代ゲノム研究の意義 古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とはー。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。 本 科学・技術 生物学 新書 人文・思想・社会 | 1,155円 | 
|  三位一体ー父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎 (中公新書 2866) [ 土橋茂樹 ]
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 | 中公新書 2866 土橋茂樹 中央公論新社サンミイッタイーチチ・コ・セイレイヲメグルキリストキョウノナゾ ツチハシシゲキ 発行年月:2025年07月23日 予約締切日:2025年07月22日 ページ数:304p サイズ:新書 ISBN:9784121028662 土橋茂樹(ツチハシシゲキ) 1953年(昭和28年)、東京都生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得退学。上智大学哲学科助手、豪州カトリック大学・初期キリスト教研究所客員研究員、中央大学文学部教授などを経て、中央大学名誉教授。専門は古代中世哲学、教父学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 キリスト教の成り立ち/第一章 三位一体の起源/第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり/第三章 異端論争の只中へ/第四章 教義理解の深まり/第五章 三位一体論教義の完成/第六章 西方ラテン世界における展開/終章 三位一体論の行方 キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 キリスト教 新書 人文・思想・社会 | 1,210円 | 
|  グローバルサウスの地政学 (中公新書ラクレ 824) [ 宮家邦彦 ]
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 | 中公新書ラクレ 824 宮家邦彦 中央公論新社グローバルサウスノチセイガク ミヤケクニヒコ 発行年月:2024年11月07日 予約締切日:2024年11月06日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121508249 宮家邦彦(ミヤケクニヒコ) 神奈川県生まれ、東京大学法学部卒業。在学中に中国語を学び、1977年に台湾師範大学で短期語学留学、78年外務省入省後、エジプトでアラビア語研修、外務大臣秘書官事務取扱(安倍晋太郎、倉成正、宇野宗佑、各外務大臣)、北米局安全保障課、在米国大使館一等書記官、中東第二課長、中東第一課長、日米安全保障条約課長、在中国大使館公使、在イラク大使館公使、イラクCPA(連合国暫定当局)出向、中東アフリカ局参事官を経て、2005年8月外務省退職、外交政策研究所代表に就任。06〜07年、安倍内閣で公邸連絡調整官、菅、岸田内閣で内閣官房参与(外交)。立命館大学客員教授、キャノングローバル戦略研究所理事・特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 総論「グローバルサウス」の虚像と実像(「グローバルサウス」を敢えて分類すれば/政治的側面/経済的側面/社会的側面/文化的側面/日本はどう関わるべきか)/第2部 各国編「グローバルサウス」関係主要国の論点(ブラジル、アルゼンチン、メキシコ/ロシア/インド/中国/南アフリカとエチオピア/サウジアラビアとUAE/トルコ/イラン/エジプト/インドネシア/2050年のネクスト大国ー縮小・日本は何を準備すべきか?) 「グローバルサウス」の動向が注目を浴びている。中国、インド、ロシア、その他の地域大国は、盟主の座を獲得すべく、グローバルサウス諸国に対する影響力を巡って主導権争いを始めている。さらに経済面でも、資源・エネルギー面での主導権を徐々に獲得し優位に立ち始めている。本書ではグローバルサウス諸国の実態を分析し、その実像に迫る。また、日本にどのような影響を及ぼすのか、日本はどう対応すべきなのかを明らかにする。 本 人文・思想・社会 社会科学 新書 人文・思想・社会 | 1,034円 | 
|  皇室典範ー明治の起草の攻防から現代の皇位継承問題まで (中公新書 2840) [ 笠原英彦 ]
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 | 中公新書 2840 笠原英彦 中央公論新社コウシツテンパンーメイジノキソウノコウボウカラゲンダイノコウイケイショウモンダイマデ カサハラヒデヒコ 発行年月:2025年01月22日 予約締切日:2025年01月21日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121028402 笠原英彦(カサハラヒデヒコ) 1956年(昭和31年)、東京都に生まれる。1980年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1985年、同大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。1988〜89年、2000〜01年、スタンフォード大学(米国)訪問研究員。慶應義塾大学法学部教授を経て、同大学名誉教授。専攻、日本政治史、日本行政史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第一章 明治皇室典範の起草をめぐる攻防(伊藤・シュタイン「邂逅」と柳原前光/伊藤の体制刷新と柳原の失速/高輪会議とは何だったのか/皇室典範の成立と保守派との攻防)/第二章 戦後の皇室典範制定(皇室の命運と知日派の台頭/占領統治と「国体護持」をめぐる攻防/現行皇室典範が抱えた矛盾ー皇位継承と退位/狙われた皇室財産と皇籍離脱/矛盾が生んだ制度上の不具合)/第三章 顕在化した構造的矛盾(皇位継承問題とは何か/少子化と制度疲労/「生前退位」から典範改正へ)/第四章 象徴天皇制の新たな危機(戦後政治と昭和天皇/「象徴天皇」の模索/象徴天皇制と典範改正) 伊藤博文の主導で制定された明治の皇室典範。女帝・女系容認の可能性もあったが、皇位継承資格は「男系の男子」限定で、退位の規定もない。その骨格は戦後の皇室典範でも維持された。皇族男子の誕生は極めて稀で、皇族数の減少も続き、制度的矛盾が顕在化して久しい。小泉内閣時代に改正の検討が始まるも、進展はいまだ見えない。本格的議論の再開に向けて、皇室制度の専門家が論点を整理し、法改正への道筋を探る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 法律 法律 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい (中公新書 2822) [ 竹下大学 ]
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 | 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい 中公新書 2822 竹下大学 中央公論新社ニホンノクダモノハスゴイ タケシタダイガク 発行年月:2024年09月19日 予約締切日:2024年09月18日 ページ数:320p サイズ:新書 ISBN:9784121028228 竹下大学(タケシタダイガク) 1965(昭和40)年、東京都生まれ。1989年、千葉大学園芸学部卒業。キリンビールに入社後、新規事業としてゼロから育種プログラムを立ち上げ、同社アグリバイオ事業随一の高収益ビジネスモデルを確立。国内外で130品種を商品化。2004年には、AllーAmerica Selectionsが、北米の園芸産業発展に貢献した品種を育成した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に、世界でただ一人選ばれた。一般財団法人食品産業センター勤務等を経て独立。農作物・食文化・イノベーション・人材育成・健康の切り口から、様々な情報発信やコンサルティング等を行っている。技術士(農業部門)。J.S.A.ソムリエ。NPO法人スマート・テロワール協会顧問。NPO法人テクノ未来塾理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 柑橘ー家康が愛して以来日本人を虜にした果物/第2章 カキーいにしえより日本人と苦楽をともにしてきた果樹/第3章 ブドウー謎の品種が日本で興した2つの産業/第4章 イチゴー日本初の品種が誕生したのは新宿駅のすぐ近く/第5章 メロンー大隈重信が流行らせた明治貴族の食べ物/第6章 モモー神聖な果実から人間との共生を選んだ植物 日本の歴史を語るのに果物は欠かせない。なぜ柿は平安時代から生活用品だったのか。徳川家康はなぜ関ヶ原の戦い直前に柿と桃に願をかけたのか。ペリー来航の際、アメリカと対等に渡り合おうと日本が振る舞った料理に添えられた果物とは何か。太平洋戦争中、軍需物資として密かに大量生産されたのはどんなブドウだったか。日本社会・経済発展の知られざる裏側を「果物×歴史」で多種多様に読み解く、「もうひとつの日本史」。 本 ビジネス・経済・就職 産業 農業・畜産業 新書 人文・思想・社会 | 1,100円 | 
|  言論統制 増補版 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家 (中公新書 2806) [ 佐藤卓己 ]
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 | 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家 中公新書 2806 佐藤卓己 中央公論新社ゲンロントウセイ ゾウホバン サトウタクミ 発行年月:2024年05月22日 予約締切日:2024年05月21日 ページ数:592p サイズ:新書 ISBN:9784121028068 佐藤卓己(サトウタクミ) 1960年、広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授、京都大学大学院教育学研究科教授などを経て、上智大学文学部新聞学科教授、京都大学名誉教授。専攻はメディア文化学。2020年にメディア史研究者として紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『風にそよぐ葦』の神話/第1章 立志・苦学・軍隊/第2章 「教育将校」の誕生/第3章 昭和維新の足音/第4章 「情報部員」の思想戦記/第5章 「紙の戦争」と「趣味の戦争」/終章 望みなきにあらず 戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 政治 新書 人文・思想・社会 | 1,650円 | 
|  マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家 (中公新書) [ 野口 雅弘 ]
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 | 近代と格闘した思想家 中公新書 野口 雅弘 中央公論新社マックス・ウェーバー ノグチマサヒロ 発行年月:2020年05月20日 予約締切日:2020年05月19日 サイズ:新書 ISBN:9784121025944 野口雅弘(ノグチマサヒロ) 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(ボン大学)。早稲田大学政治経済学術院助教、岐阜大学教育学部准教授、立命館大学法学部教授などを経て、成蹊大学法学部教授。専門は、政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 政治家の父とユグノーの家系の母ーファミリーヒストリー/第2章 修学時代ー法学とパラサイト/第3章 自己分析としてのプロテスタンティズム研究ー病気と方法論と資本主義/第4章 戦争と革命ー暴力装置とプロパガンダと「官僚の独裁」/第5章 世界宗教を比較するー音楽社会学とオリエンタリズム/第6章 反動の予言ーウェーバーとナチズム/終章 マックス・ウェーバーの日本ー「ヨーロッパ近代」のロスト・イン・トランスレーション 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『仕事としての政治』などで知られるマックス・ウェーバー(一八六四〜一九二〇)。合理性や官僚制というキーワードを元に、資本主義の発展や近代社会の特質を明らかにした。彼は政治学、経済学、社会学にとどまらず活躍し、幅広い学問分野に多大な影響を及ぼした。本書は、56年の生涯を辿りつつ、その思想を解説する。日本の知識人に与えたインパクトについても論じた入門書。 本 人文・思想・社会 社会 社会学 新書 人文・思想・社会 | 946円 | 
|  ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 (中公新書 2774) [ 小笠原弘幸 ]
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 | オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 中公新書 2774 小笠原弘幸 中央公論新社ケマル・アタテュルク オガサワラヒロユキ 発行年月:2023年10月23日 ページ数:320p サイズ:新書 ISBN:9784121027740 小笠原弘幸(オガサワラヒロユキ) 1974年北海道北見市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。2013年より九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明史学講座准教授。専門はオスマン帝国史およびトルコ共和国史。著書『オスマン帝国』(中公新書、2018年、樫山純三賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 黄昏の帝国/第1章 ケマルと呼ばれる少年ー一八八一〜一九〇四年/第2章 ガリポリの英雄ー一九〇五〜一九一八年/第3章 国民闘争の聖戦士ー一九一九〜一九二二年/第4章 父なるトルコ人ー一九二三〜一九三八年/終章 アタテュルクの遺産 トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881〜1938)。オスマン帝国が西欧列強からの脅威にさらされるなか救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後はトルコ共和国を建国し大統領に就任する。民族主義と世俗主義を掲げて新国家の建設を進めたケマルは、議会からアタテュルク(父なるトルコ人)という姓を与えられた。今なお国民から敬愛される彼の実像を、愛する家族や、戦いを共にした同志との人間模様を交えて活写する。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国) 新書 人文・思想・社会 | 1,100円 | 
|  戦後フランス思想 サルトル、カミュからバタイユまで (中公新書 2799) [ 伊藤直 ]
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 | サルトル、カミュからバタイユまで 中公新書 2799 伊藤直 中央公論新社センゴフランスシソウ イトウタダシ 発行年月:2024年04月22日 予約締切日:2024年04月21日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784121027993 伊藤直(イトウタダシ) 松山大学経済学部教授。1977年宮城県生まれ、パリ第三大学博士課程修了。博士(文学)。専門は20世紀フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 ナチ・ドイツから解放されて/第1章 時代を席巻する実存主義ーサルトル/第2章 不条理と反抗ーカミュ/第3章 「女性」とは何かーボーヴォワール/第4章 世界と歴史へのまなざしーメルロ=ポンティ/第5章 知られざる領域ーバタイユ/第6章 せめぎ合う思想と思想/第7章 歴史の狂騒との対峙/終章 自由で新たな解釈へ 第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には、時代を牽引する書き手が台頭した。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦も繰り広げた。本書は、哲学と文学を架橋して展開された彼らの創作活動に着目。実存主義が世を席巻し、知識人や芸術家の政治的社会参加が唱えられた時代の知的潮流は、何をもたらしたのか。その内実を描き出す。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年 (中公新書 2619) [ 小山 聡子 ]
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 | 死霊、幽霊、妖怪の1000年 中公新書 2619 小山 聡子 中央公論新社モノノケノニホンシ コヤマサトコ 発行年月:2020年11月24日 予約締切日:2020年11月23日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784121026194 小山聡子(コヤマサトコ) 1976年茨城県生まれ。98年筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。2003年同大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。現在、二松学舎大学文学部教授。専門は日本宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 畏怖の始まり/第1章 震撼する貴族たちー古代/第2章 いかに退治するかー中世/第3章 祟らない幽霊ー中世/第4章 娯楽の対象へー近世/第5章 西洋との出会いー近代/終章 モノノケ像の転換ー現代 モノノケは、古代・中世では、正体不明の死霊を指した。病気や死をもたらす恐ろしい存在で、貴族らは退治や供養に苦心した。近世になると幽霊や妖怪と同一視され、怪談や図案入りの玩具を通して庶民に親しまれる。明治以降、知識人のみならず政府もその存在を否定するが、新聞に掲載される怪異や文芸作品で語られる化物たちの人気は根強かった。本書は、豊富な史料からモノノケの系譜を辿り、日本人の死生観、霊魂観に迫る。 本 人文・思想・社会 心理学 超心理学・心霊 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会 | 1,100円 | 
|  統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る (中公新書 2746) [ 櫻井義秀 ]
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 | 性・カネ・恨から実像に迫る 中公新書 2746 櫻井義秀 中央公論新社トウイツキョウカイ サクライヨシヒデ 発行年月:2023年03月22日 ページ数:336p サイズ:新書 ISBN:9784121027467 櫻井義秀(サクライヨシヒデ) 1961(昭和36)年、山形県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究院教授。専攻は宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 メシヤの証しー文鮮明とは何者か(再臨主の死と相続をめぐる争い/韓国の民衆宗教とキリスト教/統一教の形成)/第2章 統一原理と学生たちー勝共による日本宣教(日本宣教と初期信者たち/統一教会と政治運動/統一教会と学生運動/統一教会の説教)/第3章 統一教会による人材と資金調達の戦略ー布教・霊感商法・献金(日本統一教会の使命/資金調達の組織構造/勧誘・教化の過程と回心のメカニズム/主婦・高齢者と先祖解怨)/第4章 祝福と贖罪ー韓国の日本人女性信者(祝福/韓日祝福と信仰生活/祝福家庭の実態とジェンダー不平等)/第5章 統一教会の現在と未来ー法的規制と新宗教(統一教会による違法行為/安倍元首相銃撃事件/統一教会の解散命令請求と宗教規制/被害救済の道筋) 一九五四年、文鮮明によって創設された統一教会。戦後韓国で勃興したキリスト教系新宗教の中でも小規模な教団だったが、日本に渡ったのち教勢を拡大、巨額の献金を原資に財閥としても存在感を強めた。「合同結婚式」と呼ばれる特異な婚姻儀礼、日本政治への関与、霊感商法や高額献金、二世信者ー。異形の宗教団体はいかに生まれ、なぜ社会問題と化したのか。歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じる。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 宗教学 人文・思想・社会 宗教・倫理 その他 新書 人文・思想・社会 | 1,056円 | 
|  後悔を活かす心理学 成長と成功を導く意思決定と対処法 (中公新書 2692) [ 上市 秀雄 ]
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 | 成長と成功を導く意思決定と対処法 中公新書 2692 上市 秀雄 中央公論新社コウカイヲイカスシンリガク ウエイチヒデオ 発行年月:2022年04月19日 予約締切日:2022年04月18日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784121026927 本 人文・思想・社会 心理学 心理学一般 新書 人文・思想・社会 | 1,056円 | 
|  物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年 (中公新書 2663) [ 宮下 遼 ]
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 | 「世界帝都」の1600年 中公新書 2663 宮下 遼 中央公論新社モノガタリ イスタンブールノレキシ ミヤシタリョウ 発行年月:2021年09月21日 予約締切日:2021年09月20日 ページ数:304p サイズ:新書 ISBN:9784121026637 宮下遼(ミヤシタリョウ) 1981年、東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在は大阪大学言語文化研究科准教授。専門はトルコ文学(史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 世界帝都の記憶と身体/第1章 世界の中心ー旧市街東部・南部/第2章 壁外へ至る門前町ー旧市街西部/第3章 愉楽と混沌の異人街ー新市街南部、ガラタ城市とその周辺/第4章 都人の行楽地ーボスポラス海峡沿岸/第5章 アジア、あるいはアナトリア/第6章 花開く近代ー新市街北部、ペラ、ハルビイェ/第7章 新都心とバンリュー/終章 世界帝都の夢を見る世界都市 ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から、一九二二年のオスマン帝国滅亡まで一六〇〇年余り、「世界帝都」として繁栄したイスタンブール。本書は、ビザンツとオスマン、二つの帝国支配の舞台となったこの地の案内記である。城壁に囲まれた旧市街から、西欧化の象徴である新市街、東の玄関口アジア岸、そして近代のメガシティへー複雑多彩な古都を愉しむ時間旅行。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 新書 人文・思想・社会 | 1,012円 | 
|  アイルランド現代史 独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ (中公新書 2717) [ 北野 充 ]
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 | 独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ 中公新書 2717 北野 充 中央公論新社アイルランドゲンダイシ キタノミツル 発行年月:2022年09月20日 予約締切日:2022年09月19日 ページ数:296p サイズ:新書 ISBN:9784121027177 北野充(キタノミツル) 1957年東京都生まれ。80年東京大学文学部卒業。同年、外務省入省。97年ジュネーブ大学修士。在アメリカ合衆国日本国大使館公使、外務省軍縮不拡散・科学部長、在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使などを経て、2019年より駐アイルランド特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 二〇世紀に至るまでのアイルランド/第1章 共和国を目指して 一九〇〇〜一九二三年/第2章 新たな国づくり 一九二三〜一九四九年/第3章 経済停滞からの脱却を目指して 一九四八〜一九八六年/第4章 ケルティック・タイガーの時代 一九八七〜二〇〇八年/第5章 危機と再生 二〇〇八〜二〇二二年/終章 日本はアイルランドから何を学べるか 多彩なビールやウィスキー、作家ジェイムズ・ジョイスの祖国、ラグビー強豪国としても知られるアイルランド。約七五〇年のイングランド/英国支配の後、一九二二年に独立を勝ち取った。貧困や人口流出、北アイルランド紛争などの困難に直面するも、一九九〇年代半ばからの高度経済成長を経て一人当たりGDP世界二位の富裕国へ、同性婚も容認するリベラルな国へと変身する。独立後を中心に、苦心と奮闘の歴史を辿る。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  英語の発音と綴り なぜwalkがウォークで、workがワークなのか (中公新書 2775) [ 大名力 ]
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 | なぜwalkがウォークで、workがワークなのか 中公新書 2775 大名力 中央公論新社エイゴノハツオントツヅリ オオナツトム 発行年月:2023年10月23日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121027757 大名力(オオナツトム) 1962年神奈川県生まれ。1989年東京学芸大学大学院修士課程修了(教育学修士)。群馬大学社会情報学部講師等を経て、名古屋大学大学院人文学研究科教授。専門、言語学・英語学・英語書記体系論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 発音編(音を作る仕組み/日本語の発音、音の分類/“同じ”音、“違う”音/英語の音節)/第2部 綴り字編(英語の文字の由来と各文字の読み方の基本/弱音節の母音字の発音、黙字のe、重子音字の働き/複数の読み方を持つ文字、黙字とその歴史的由来/英語の綴りの体系を理解するためのポイント)/終章 英語の文字・綴りの表音性と表形態素性 なぜwarmがウォームで、wormがワームなのか。Tigersはタイガースなのか、タイガーズなのか。live→livingのように、ingが付けば取ってしまうのに読みもしないeを語末に付けるのはなぜか。不思議だらけの英語の発音と綴りだが、仕組みを知れば規則性が見えてくる。本書では、母音と子音、開音節と閉音節、母音字の読み方、「マジックe」など、学校では習わない英語の発音と綴りの仕組みを基本から解説する。 本 語学・学習参考書 語学学習 英語 新書 語学・学習参考書 新書 人文・思想・社会 | 1,034円 | 
|  足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘 (中公新書 2767) [ 山田康弘 ]
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 | 応仁の乱後、七代の奮闘 中公新書 2767 山田康弘 中央公論新社アシカガショウグンタチノセンゴクランセイ ヤマダヤスヒロ 発行年月:2023年08月21日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784121027672 山田康弘(ヤマダヤスヒロ) 1966年(昭和41年)、群馬県に生まれる。学習院大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科博士後期課程を修了し、博士(史学)を取得。現在、東京大学史料編纂所学術専門職員。専門分野は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 戦国時代以前の将軍たち/第1章 明応の政変までの道のりー九代将軍義尚と一〇代将軍義稙/第2章 「二人の将軍」の争いー義稙と一一代将軍義澄/第3章 勝てずとも負けない将軍ー一二代将軍義晴/第4章 大樹ご生害すー一三代将軍義輝/第5章 信長を封じこめよー一五代将軍義昭/終章 なぜすぐに滅びなかったのか 足利将軍家を支える重臣たちの争いに端を発した応仁の乱。その終結後、将軍家は弱体化し、群雄割拠の戦国時代に突入する。だが、幕府はすぐに滅亡したわけではない。九代義尚から十五代義昭まで、将軍は百年にわたり権威を保持し、影響力を行使したが、その理由は何かー。歴代将軍の生涯と事績を丹念にたどり、各地の戦国大名との関係を解明。「無力」「傀儡」というイメージを裏切る、将軍たちの生き残りをかけた戦いを描く。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会 | 924円 | 
|  幸福な離婚 家庭裁判所の調停現場から (中公新書ラクレ 799) [ 鮎川潤 ]
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 | 家庭裁判所の調停現場から 中公新書ラクレ 799 鮎川潤 中央公論新社コウフクナリコン アユカワジュン 発行年月:2023年07月07日 ページ数:288p サイズ:新書 ISBN:9784121507990 鮎川潤(アユカワジュン) 1952年愛知県生まれ。東京大学文学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科後期博士課程中途退学。博士(人間科学)。専門は、逸脱行動論、社会問題、少年非行、家族問題研究。金城学院大学現代文化学部教授、関西学院大学法学部教授のほか、家庭裁判所家事調停委員などを務めた。現在は、関西学院大学名誉教授。保護司、更生保護施設評議員、学校法人評議員、少年院視察委員会委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 結婚と離婚の現在/第2章 若い夫婦が離婚するときー二〇歳代の離婚/第3章 子どもに対する親の責任ー三〇歳代の離婚/第4章 親権をめぐってー四〇歳代の離婚/第5章 熟年世代に訪れた危機ー五〇歳代以降の離婚/第6章 不思議な離婚調停/第7章 親権者変更/第8章 面会交流/第9章 認知/第10章 住宅ローンの課題 現在の日本では、結婚した夫婦の約三組に一組が離婚する。結婚と離婚は切り離せない時代となった。著者は、これまで一〇年以上にわたり、家庭裁判所の家事調停委員として、離婚を中心に二〇〇件以上の家事事件を担当。その最前線の経験と、二九の具体的なケースから、幸福な離婚に向けての可能性を探る。また、世代別、テーマ別に、必要な知識と解決への道筋を示す。子どもを含むすべての当事者にとっての、「幸せ」のための本。 本 人文・思想・社会 法律 法律 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  倫理学入門 アリストテレスから生殖技術、AIまで (中公新書 2598) [ 品川 哲彦 ]
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 | アリストテレスから生殖技術、AIまで 中公新書 2598 品川 哲彦 中央公論新社リンリガクニュウモン シナガワテツヒコ 発行年月:2020年07月21日 予約締切日:2020年07月20日 ページ数:280p サイズ:新書 ISBN:9784121025982 品川哲彦(シナガワテツヒコ) 1957年神奈川県生まれ。1987年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。広島大学総合科学部助教授などを経て、関西大学文学部教授。哲学・倫理学専攻。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 倫理とは何か。倫理学とはどういう学問か。/第2章 代表的な倫理理論/第3章 ひととひと/第4章 ひととその体/第5章 ひととひとではないもの/第6章 倫理的な観点はどこからくるのか 善と正の違いは何か。権利と義務の関係とはー。倫理学の基礎からはじめて、法、政治、経済、宗教と倫理を関連づけながらその意義を再考する。アリストテレスやカントらによる5つの主要理論を平易に概説。さらに、グローバル経済、戦争、移民、安楽死、環境破壊、人工知能など現代社会の直面する難題について倫理学の観点から考察する。社会契約論や功利主義にかんする10の図解と26名の思想家のコラム付き。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 倫理学 新書 人文・思想・社会 | 1,056円 | 
|  あ゛ 教科書が教えない日本語 (中公新書ラクレ 772) [ 山口 謠司 ]
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 | 教科書が教えない日本語 中公新書ラクレ 772 山口 謠司 中央公論新社ア ヤマグチヨウジ 発行年月:2022年09月08日 予約締切日:2022年09月07日 ページ数:304p サイズ:新書 ISBN:9784121507723 山口謠司(ヤマグチヨウジ) 1963年長崎県生まれ。大東文化大学文学部教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。英国ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て現職。専門は書誌学、音韻学、文献学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに 一〇〇〇年に一度の変革期/1章 あ゛い゛う゛え゛お゛の誕生/2章 学校が教えない「あいうえお」の秘密/3章 国語の授業は謎だらけ/4章 濁音の不思議/5章 五十音図の功罪ー忘れられた「いろは歌」のこと/おわりに 日本語をもっと遊ぼう! 「あ゛」「ま゛」といったマンガやネットに溢れる「ありえない日本語」。現代は発音と表記の間にズレが生じており、今日もどこかで前衛的な表現が生まれている。それは「五十音図」が誕生した平安時代さながらの状況であり、一〇〇〇年に一度の転換期なのかもしれない。本書は、古代の万葉仮名から江戸〜明治の文学、現代のマンガにいたるまで史実にもとづいて日本語の進化の謎に迫る。学校が教えてくれない日本語の教室へようこそ! 本 語学・学習参考書 語学学習 日本語 新書 人文・思想・社会 | 990円 | 
|  帝国図書館ーー近代日本の「知」の物語 (中公新書 2749) [ 長尾宗典 ]
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 | 中公新書 2749 長尾宗典 中央公論新社テイコクトショカンーーキンダイニホンノ「チ」ノモノガタリ ナガオムネノリ 発行年月:2023年04月20日 ページ数:304p サイズ:新書 ISBN:9784121027498 長尾宗典(ナガオムネノリ) 1979年群馬県生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。国立国会図書館司書、城西国際大学国際人文学部准教授を経て、2023年より筑波大学人文社会系准教授。専門は日本近代史、思想史、メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 近代日本と図書館/第1章 多難なる船出/第2章 湯島から上野へ/第3章 帝国図書館誕生/第4章 「東洋一の図書館」の理想と現実/第5章 逆境のなかの図書館/第6章 帝国図書館の黄昏/終章 国立国会図書館へ 近代国家への道を歩み出した明治日本。国家の「知」を支えるべく政府によって帝国図書館が設立された。しかし、その道のりは多難であった。「東洋一」を目指すも、慢性的な予算不足で書庫も閲覧室も狭く、資料は溢れ、利用者は行列をなした。関東大震災では被災者の受け入れに奮闘。戦時には所蔵資料の疎開に苦しんだ。本書は、その前身の書籍館から一九四九年に国立国会図書館へ統合されるまでの八〇年の歴史を活写する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会 | 1,012円 |