〔著〕  [風俗・習慣]
 
 
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隠れ念仏四百年 薩摩と日向・諸県における一向宗禁制と信仰の諸相

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前田博仁著 定価本体2400円+税 2640円 四六判 290頁 並製 はじめに 隠れ念仏について知ったのは四十数年前でした。当時、山之口町立山之口小学校に奉職していましたが、社会科実践研究をまとめるに当たって、現在都城史談会会長の立元久男先生が勤務されていた高城町立田辺小学校(廃校)を訪ねました。先生宅にお邪魔し実践研究について指導を受けましたが、そのとき机上に百数十枚の原稿用紙が重ねてあるのに気付きました。隠れ念仏について執筆中ということと、長崎の隠れ切支丹以上の宗教弾圧があったことを話されました。隠れ念仏について全く知らなかったので驚くばかりでした。その原稿は後に『かくれ念佛とカヤカベ』として著され、その時いただいた一冊は貴重な蔵書の一つになっています。 その後、「南九州文化」会員による調査報告など目にすることはありましたが、隠れ念仏については都城や鹿児島の人々が調査研究するものと思っていて興味はありませんでした。 私は宮崎の庶民信仰に興味があり、県内や熊本県球磨地方に多くの作仏を残した廻国僧大円や県内に数多く残っている六十六部廻国供養塔を調べていましたが、そういう中で六十六部廻国供養塔が都城・小林など旧薩摩領内には存在しないこと、都城辺りに一門講と称する六十六部(六部)殺しの話が多数残っていること、また、古河古松軒の『西遊雑記』に「薩摩入国は浪人躰より六十六部に身を変えた方がよい」という記述があることなどを知りました。とともに、六部殺しの話が多い薩摩に六部の格好で入国するとはどういうことか、廻国供養塔建立がないのは何故か、疑問は膨らむばかりでした。 都城市が市史編纂事業に取り組むなか、都城島津氏所蔵の『庄内地理志』が翻刻されました。『庄内地理志』を読むうちに六十六部は隠れ念仏と関係があるのではないかと思うようになり調査に取り掛かりました。そのほかで、西本願寺が送り込んだ使僧は六十六部に変装して領内へ入ったのではないか、藩もそれに気付き六十六部を取り締まったのではないかと思うようになりました。 そのうちに薩摩領民は貧困と身分差別のなか、大多数の農民や下級郷士は農奴的な貧困生活に甘んじていたこと、そして、これら下層階級層に一向宗が広まったこと、さらに、薩摩一向宗門徒を支えたのは日向国側の一向宗寺院であったことなどが分かってきました。 薩摩藩の宗教政策を調べるうちに日向諸藩の一向宗の取り扱いはどうであったかなど関心は次々と拡大、高鍋藩は軽度な弾圧を行っていたこと、高鍋藩飛び地であった金崎(宮崎市)では曹洞宗檀徒でありながら、浄土真宗の仏事に参加する慣行が現在も行われている事実なども分かり、この行事は一向宗禁制下の薩摩において、隠れ念仏講が行っていた仏事と同じではないかという疑問へと広がりました。 また、薩摩藩家老として一向宗弾圧と藩主島津氏菩提寺を含む領内全ての寺院廃棄の指揮をとった桂久武が、後に都城県参事として着任すると、まだ僅かに残っていた旧飫肥藩と旧高鍋藩福嶋それに大淀川下流右岸の旧延岡藩の寺院全てを廃寺とするが、十八か寺の真宗(一向宗)寺院だけは残置していることなどです。厳しい処罰を加えても一向に減少しない隠れ門徒に対して家老桂久武は憎しみを持っていたと思われますが、都城県参事となった桂久武は真宗寺院だけを残したのです。大いなる疑問が生じています。 調査はまだ道半ばですがこれまでを世に問い、先学諸氏の批正と指導を賜り、さらに研究の深化を図りたいと思っている次第です。 はじめに 第一章 薩摩藩と一向宗 ―身分差別と二重鎖国のもとで― 一 南九州における一向宗創起と薩摩島津氏の禁制の始まり 二 宗門改めと門徒摘発・懲罰 三 門割制と身分制の差別社会 四 厳しく制限された薩摩入国 五 境目と辺路―二つの番所 第二章 一向宗禁制と六十六部 ―本願寺僧侶の活躍と取締り強化― 一 六十六部と廻国供養塔 二 日向諸藩における六十六部への対応 三 薩摩藩における六十六部への対応 四 本願寺使僧と六十六部―取締り強化の背景― 第三章 諸県地方の隠れ念仏 ―里寺と講の広がりとその信仰― 一 里寺と講―諸県・大隅地方の隠れ念仏 二 薩州内場仏飯講 三 九州椎茸講と人吉藩の動向 四 焼香講 五 隠れ念仏講と信仰 第四章 諸県の隠れ念仏講と日向 ―隠れ門徒を支援した真宗寺院― 一 宮崎直純寺 二 福嶋正国寺 三 飫肥浄念寺 四 清武安楽寺―清武郷内の一向宗寺院 ㈠ 五 田野西導寺―清武郷内の真宗寺院 ㈡ 六 本庄宗久寺 第五章 大淀川中下流域の隠れ念仏 一 金崎の仏持ち 二 高岡郷の隠れ念仏 三 関外四カ郷とその特異性 第六章 廃仏毀釈を免れた真宗寺院 ―大淀川の南と北、および桂久武のこと 一 八割の寺院が消えた―明治の廃仏毀釈の嵐 二 大淀川の南と北 三 桂久武と一向宗  [引用資料・参考文献]  あとがき  改訂版追記 [著者略歴] 前田 博仁(まえだ ひろひと) 1965年 宮崎大学卒、県内小学校、県総合博物館、県教育庁文化課、県立図書館に勤務 2003年 宮崎市立生目台西小学校校長定年退職 現 在 宮崎民俗学会会長、宮崎県みやざきの神楽魅力発信委員会副委員長、宮崎県伝統工芸品専門委員、高鍋神楽記録作成調査委員(参与)、日南市文化財審議会委員、日本山岳修験学会評議員 著書等 『鵜戸まいりの道』、『歩く感じる江戸時代、飫肥街道』(鉱脈社)、『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)、『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)、『近世日向の修験道』(鉱脈社)、『比木神楽―百済王族祭祀と高鍋神楽の広がり』(鉱脈社) mrtポータルサイト miten(ミテン)に「みやざき風土記」、「宮崎、歴史こぼれ話」執筆中。 共 著 『宮崎県史(資料編民俗・別編民俗)』、『日之影町史』、『北浦町史』、『日向市史』、『清武町史』ほか [改訂版追記] 平成二十九年(二〇一七)五月、親しい友人数人で長崎県五島に行きました。江戸時代、禁制であったキリスト教信仰を続けた史実、世界的に稀と言われた禁教史の一端に触れることができるという思いと、若いころ遠藤周作の『沈黙』を読んだこともあり、五島訪問の期待は大きく膨らんでいました。 信教が自由になった明治六年(一八七三)以降に建てられた教会堂数カ所の見学、マリアに見立てた観音像や洗礼のとき使用した器など多くの展示品には十分満足しました。 ところが、ツアーを続けるうちに「潜伏キリシタン」という表記に気づきました。隠れキリシタンではなく潜伏キリシタン、隠れているのではなく潜伏しているというのです。 帰宅して『広辞苑』で「隠れ」をひくと「ひそかにかくれること。かくれて外に現れないこと」とあり、次に「潜伏」をみると「ひそかにかくれること。かくれて外に現れないこと」と、「隠れ」と「潜伏」は全く同じ説明です。さらに「隠れキリシタン」をみると、「江戸幕府のキリシタン禁制後、ひそかに信仰を持続した信者」、『角川日本史辞典』では「キリスト教禁制にもかかわらず、表面的には棄教を装おい密かに信仰を持続したキリシタン」とありました。ここではさらに踏み込んで「表面的には棄教をよそおい…」と、キリスト教を捨てたように見せかけた信者と解説しています。 ちょうどそのころ、一九七〇年代の過激派であった容疑者逮捕の報道があり、新聞記事には「アジトに潜伏していたとみられ…」とありました。この容疑者は指名手配されてから四十八年、同志の女と夫婦を偽装して逃げ隠れし、逮捕時七〇歳近い老人になっており、手配写真での判断は困難で、DNA鑑定で確認できたということでした。このように「潜伏」という語彙のイメージは、犯罪者が居所を頻繁に替えるとか、顔を整形して別人を装うなどして警察の追及を逃れ続けることと理解しています。 五島や壱岐などのキリシタンは集落住民すべてがキリスト教信者で、この容疑者のように近隣周辺に分からないよう息を潜め、人目を気にしながら暮らしていたわけではなく、日常は普通に農業や漁業などに従事し、集落内の仏教寺院の檀徒として葬式なども表面的には僧侶のもとで済ませ、僧侶が帰ったあと集落の信者が集まり、神父役の指導者のもとでキリシタンの葬儀を行ったという。これは薩州内場仏飯講で明治以降行われた檀那寺と里寺の葬儀、つまり壇那寺僧侶が葬儀を済ませて帰った後、里寺番役(社頭)が江戸時代から行った仕来りで葬式をやり直すのと同じと思いました。 なぜ「潜伏キリシタン」が浮上したのかという疑問に、どうやら世界文化遺産登録に向けた運動で長崎県民は「隠れ」ではなく「潜伏」を選んだようですが、弾圧下でも真摯に信仰を守り続けた信者に、いかにも犯罪者というイメージを植えつけるのではないかと思いました。 改訂再版発行にあたり、鉱脈社編集部と検討し、旧版のタイトルを変えました。章や節の入れ替え、訂正や一部加筆など行うなど整理し、さらに明確でなかった引用資料の原典も明示しました。今後、「隠れ念仏」の研究の深まらんことを願っております。 初版から一〇年を経過、再販は著者として誇らしく嬉しい限りです。一向宗禁制に関心を持っておられる多くの読者をはじめ、改訂版再編集から助言の労をとっていただいた鉱脈社川口敦己社長にお礼申し上げます。    令和三年六月前田 博仁 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎える、宮崎に根ざした出版社です。 「月刊情報タウンみやざき」や「宮崎を楽しむ大人の情報誌 jupia」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。 雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。 私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。 2,640円

【送料無料】私の日本地図 9/宮本常一/香月洋一郎

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2008年03月ISBN9784624924942ページ数285,4Pキーワードわたくしのにほんちず9みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ9ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924942内容紹介1967年から76年に刊行された『私の日本地図』全15巻を順次復刻刊行。第1冊目として、著者が生まれ育った「周防大島」の巻より刊行を開始。この島の文化がいかにして、いかなる努力によって築かれてきたか。景観に刻みこまれた自然と人間のいとなみの軌跡を310枚の写真群を繰って読みとき、情感深くつづるふるさとの島の文化史。目次1 ふるさとの村2 大畠瀬戸付近3 久賀付近4 内海・浮島5 沖浦・安下庄・立島6 船越・外入・伊崎7 地下室・佐連・沖家室・小積8 森野9 神浦・和佐・小泊10 和田・内入11 馬ケ原・油宇12 伊保田・情島 あとがき 註 解説(香月洋一郎) 索引※付録……地図※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次ふるさとの村/大畠瀬戸付近/久賀付近/内海・浮島/沖浦・安下庄・立島/船越・外入・伊崎/地下室・佐連・沖家室・小積/森野/神浦・和佐・小泊/和田・内入/馬ケ原・油宇/伊保田・情島 2,420円

【送料無料】宮本常一著作集 26/宮本常一

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著者宮本常一(著)出版社未来社発売日1981年12月ISBN9784624924263ページ数343Pキーワードみやもとつねいちちよさくしゆう26みんしゆうのちえ ミヤモトツネイチチヨサクシユウ26ミンシユウノチエ みやもと つねいち ミヤモト ツネイチ BF25801E9784624924263内容紹介民衆の知恵を訪ねて 一 島の共同体 二 合志義塾の人びと 三 牧野改良 四 中国地方の山々 五 水害の克服 六 大和川付替えとその影響 七 肥後の石橋 八 石垣積みを追うて あとがき武蔵野の開発と景観の変遷 一 武蔵野の消滅 二 開発以前の武蔵野 三 武蔵野の谷 四 牧場と鷹場 五 武蔵野の開拓 六 川崎平右衛門と開拓方法の確立 七 自給農法から商業的農法へ民衆生活様式の変遷 一 序説 二 住居と生活 三 服装と生活 四 食事と生活編者あとがき(田村善次郎)※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 4,180円

宮本常一著作集 26/宮本常一【3000円以上送料無料】

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著者宮本常一(著)出版社未来社発売日1981年12月ISBN9784624924263ページ数343Pキーワードみやもとつねいちちよさくしゆう26みんしゆうのちえ ミヤモトツネイチチヨサクシユウ26ミンシユウノチエ みやもと つねいち ミヤモト ツネイチ BF25801E9784624924263内容紹介民衆の知恵を訪ねて 一 島の共同体 二 合志義塾の人びと 三 牧野改良 四 中国地方の山々 五 水害の克服 六 大和川付替えとその影響 七 肥後の石橋 八 石垣積みを追うて あとがき武蔵野の開発と景観の変遷 一 武蔵野の消滅 二 開発以前の武蔵野 三 武蔵野の谷 四 牧場と鷹場 五 武蔵野の開拓 六 川崎平右衛門と開拓方法の確立 七 自給農法から商業的農法へ民衆生活様式の変遷 一 序説 二 住居と生活 三 服装と生活 四 食事と生活編者あとがき(田村善次郎)※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 4,180円

性の歴史 J‐L・フランドラン/〔著〕 宮原信/訳

ドラマ×プリンセスカフェ
■ISBN:9784938661441★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】性の歴史 J‐L・フランドラン/〔著〕 宮原信/訳ふりがなせいのれきし発売日199202出版社藤原書店ISBN9784938661441大きさ447P 22cm著者名J‐L・フランドラン/〔著〕 宮原信/訳 5,940円

【ポイント必ず5倍!】京料理道楽 書籍【七十二候を味わう京料理】【エントリー不要!11/4 20:00-11 01:59】

海鮮かに処
かにどころ カニドコロ かに本舗 蟹本舗 カニ本舗 かにほんぽ カニホンポ 匠本舗 たくみ本舗 タクミ本舗 たくみほんぽ タクミホンポ 巧み本舗 商品番号 503 商品名 京料理道楽 書籍【七十二候を味わう京料理】 販売者 スカイネット株式会社大阪市西区北堀江1-5-2 四ツ橋新興産ビル2F 2号こちらの商品は送料がかかります。 通常2〜4営業日後の出荷、出荷後1〜2日後のお届けとなります。 お届け希望日の指定は通常6日後以降から可能です。 ご注文はこちら 3,520円

【送料無料】私の日本地図 15/宮本常一/香月洋一郎

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2009年03月ISBN9784624925000ページ数277,3Pキーワードわたくしのにほんちず15みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ15ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624925000内容紹介原書は昭和51(1976)年10月刊。宮本常一が壱岐・対馬を訪れたのは、昭和25・26年におこなわれた八学会(26年は九学会)連合の対馬総合調査に参加したことにはじまる。『忘れられた日本人』の中の名篇「対馬にて」「梶田富五郎翁」はこのときのものである。その後、対馬へは3回、壱岐へは2回訪れることになるが、昭和25年の最初の渡島から、全国離島振興協議会大会を機に訪れた昭和49年の最後の渡島までの見聞を300余枚の写真とともにまとめて綴った本書には、全島を踏破し、大きな収穫と自信を得た宮本の対馬調査の旅の姿と、島の変化を見守りながら離島振興のあり方を問い続ける姿が浮かぶ。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 3,080円

私の日本地図 15/宮本常一/香月洋一郎【3000円以上送料無料】

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2009年03月ISBN9784624925000ページ数277,3Pキーワードわたくしのにほんちず15みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ15ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624925000内容紹介原書は昭和51(1976)年10月刊。宮本常一が壱岐・対馬を訪れたのは、昭和25・26年におこなわれた八学会(26年は九学会)連合の対馬総合調査に参加したことにはじまる。『忘れられた日本人』の中の名篇「対馬にて」「梶田富五郎翁」はこのときのものである。その後、対馬へは3回、壱岐へは2回訪れることになるが、昭和25年の最初の渡島から、全国離島振興協議会大会を機に訪れた昭和49年の最後の渡島までの見聞を300余枚の写真とともにまとめて綴った本書には、全島を踏破し、大きな収穫と自信を得た宮本の対馬調査の旅の姿と、島の変化を見守りながら離島振興のあり方を問い続ける姿が浮かぶ。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 3,080円

私の日本地図 14/宮本常一/香月洋一郎【3000円以上送料無料】

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2010年02月ISBN9784624924997ページ数274,3Pキーワードわたくしのにほんちず14みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ14ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924997内容紹介原書は昭和50(1975)年刊。民衆の暮らしを記録しつづけて全国各地をめぐり歩いた宮本常一にとって、京都は、若き日から何回訪れたか思い出せぬほどの所であった。本書には、大正15(1926)年、師範学校時代に恩師に案内されてあるいたときの回想から、昭和49年まで、さまざまな機会に訪れた折々の見聞がつづられる。京都の町を支えた地方民衆・京都町民に視点をおき、絵巻物や文献資料による説明を加えて、写真263枚とともに宮本独特の記述スタイルで構成した洛中洛外紀行。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 2,640円

【送料無料】私の日本地図 14/宮本常一/香月洋一郎

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2010年02月ISBN9784624924997ページ数274,3Pキーワードわたくしのにほんちず14みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ14ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924997内容紹介原書は昭和50(1975)年刊。民衆の暮らしを記録しつづけて全国各地をめぐり歩いた宮本常一にとって、京都は、若き日から何回訪れたか思い出せぬほどの所であった。本書には、大正15(1926)年、師範学校時代に恩師に案内されてあるいたときの回想から、昭和49年まで、さまざまな機会に訪れた折々の見聞がつづられる。京都の町を支えた地方民衆・京都町民に視点をおき、絵巻物や文献資料による説明を加えて、写真263枚とともに宮本独特の記述スタイルで構成した洛中洛外紀行。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 2,640円

中野卓著作集生活史(ライフ・ヒストリー)シリーズ 7/中野卓【3000円以上送料無料】

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著者中野卓(著)出版社東信堂発売日2003年09月ISBN9784887135062ページ数349Pキーワードなかのたかしちよさくしゆうらいふひすとりーしりーず ナカノタカシチヨサクシユウライフヒストリーシリーズ なかの たかし ナカノ タカシ9784887135062内容紹介客観的・統計的分析を超え、一つの時代相下における社会と個人の交響が鮮やかに見えてくる「生活史」学の達成。恩師有賀喜左衛門、伯父中尾万三、父中野忠八の懐かしい相貌が、細密な叙述を通じて生き生きと蘇えるシリーズ第2弾。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1部 恩師有賀先生の生活史(主著刊行以前/主著/方法論 ほか)/2部 薬屋万助・万七と中尾万三の生活史(薬屋万助・万七の生活史—別家の創立と前史の創立後/中尾万三伯父の生活史—中国古陶磁学と本草学の先駆者)/3部 父中野七世忠八の生活史(出自より大正初期まで/出自から大正初期まで/結婚以降 ほか) 3,520円

【送料無料】私の日本地図 7/宮本常一/香月洋一郎

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2009年08月ISBN9784624924928ページ数281,5Pキーワードわたくしのにほんちず7みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ7ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924928内容紹介原書は昭和45(1970)年刊。生涯にわたり全国を歩きつづけた宮本常一の旅のなかで、佐渡は初めて渡った昭和33年から逝く前年の55年までの間、ひときわ足繁く訪れた所である。農業指導や民具収集・民俗芸能の復興などを通して経済的自立と生活文化への自信と誇りを説き、志ある島内外の人とともに佐渡の地域振興に力を注いだことによる。九学会連合の調査に参加した昭和34・35年、山中・海岸はじめ到る所で寸断された道をこえて島めぐりをした旅で、観光の島とされるなかで忘れられた集落の多いことに心をいため、その後毎年のようにかよった旅でも、どうすれば島全体を活性化できるか問いつづけることになる。昭和41年まで12回の渡島を綴った佐渡一周紀行。宮本の旅の視点をよく物語る写真283枚。目次1 国中2 国中の農村3 国中の社寺4 高千付近5 真更川・大野亀6 願から北小浦へ7 真野から小泊へ8 小木9 小木岬10 羽茂11 赤泊12 徳和13 野口家14 川茂・天狗塚15 多田から豊岡へ あとがき 註 解説 佐渡と宮本常一(池田哲夫) 索引※付録……地図※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次国中/国中の農村/国中の社寺/高千付近/真更川・大野亀/願から北小浦へ/真野から小泊へ/小木/小木岬/羽茂/赤泊/徳和/野口家/川茂・天狗塚/多田から豊岡へ 2,420円

私の日本地図 9/宮本常一/香月洋一郎【3000円以上送料無料】

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2008年03月ISBN9784624924942ページ数285,4Pキーワードわたくしのにほんちず9みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ9ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924942内容紹介1967年から76年に刊行された『私の日本地図』全15巻を順次復刻刊行。第1冊目として、著者が生まれ育った「周防大島」の巻より刊行を開始。この島の文化がいかにして、いかなる努力によって築かれてきたか。景観に刻みこまれた自然と人間のいとなみの軌跡を310枚の写真群を繰って読みとき、情感深くつづるふるさとの島の文化史。目次1 ふるさとの村2 大畠瀬戸付近3 久賀付近4 内海・浮島5 沖浦・安下庄・立島6 船越・外入・伊崎7 地下室・佐連・沖家室・小積8 森野9 神浦・和佐・小泊10 和田・内入11 馬ケ原・油宇12 伊保田・情島 あとがき 註 解説(香月洋一郎) 索引※付録……地図※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次ふるさとの村/大畠瀬戸付近/久賀付近/内海・浮島/沖浦・安下庄・立島/船越・外入・伊崎/地下室・佐連・沖家室・小積/森野/神浦・和佐・小泊/和田・内入/馬ケ原・油宇/伊保田・情島 2,420円

私の日本地図 7/宮本常一/香月洋一郎【3000円以上送料無料】

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著者宮本常一(著) 香月洋一郎(編)出版社未来社発売日2009年08月ISBN9784624924928ページ数281,5Pキーワードわたくしのにほんちず7みやもとつねいち ワタクシノニホンチズ7ミヤモトツネイチ みやもと つねいち かつき よ ミヤモト ツネイチ カツキ ヨ9784624924928内容紹介原書は昭和45(1970)年刊。生涯にわたり全国を歩きつづけた宮本常一の旅のなかで、佐渡は初めて渡った昭和33年から逝く前年の55年までの間、ひときわ足繁く訪れた所である。農業指導や民具収集・民俗芸能の復興などを通して経済的自立と生活文化への自信と誇りを説き、志ある島内外の人とともに佐渡の地域振興に力を注いだことによる。九学会連合の調査に参加した昭和34・35年、山中・海岸はじめ到る所で寸断された道をこえて島めぐりをした旅で、観光の島とされるなかで忘れられた集落の多いことに心をいため、その後毎年のようにかよった旅でも、どうすれば島全体を活性化できるか問いつづけることになる。昭和41年まで12回の渡島を綴った佐渡一周紀行。宮本の旅の視点をよく物語る写真283枚。目次1 国中2 国中の農村3 国中の社寺4 高千付近5 真更川・大野亀6 願から北小浦へ7 真野から小泊へ8 小木9 小木岬10 羽茂11 赤泊12 徳和13 野口家14 川茂・天狗塚15 多田から豊岡へ あとがき 註 解説 佐渡と宮本常一(池田哲夫) 索引※付録……地図※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次国中/国中の農村/国中の社寺/高千付近/真更川・大野亀/願から北小浦へ/真野から小泊へ/小木/小木岬/羽茂/赤泊/徳和/野口家/川茂・天狗塚/多田から豊岡へ 2,420円

【送料無料】中野卓著作集生活史(ライフ・ヒストリー)シリーズ 7/中野卓

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著者中野卓(著)出版社東信堂発売日2003年09月ISBN9784887135062ページ数349Pキーワードなかのたかしちよさくしゆうらいふひすとりーしりーず ナカノタカシチヨサクシユウライフヒストリーシリーズ なかの たかし ナカノ タカシ9784887135062内容紹介客観的・統計的分析を超え、一つの時代相下における社会と個人の交響が鮮やかに見えてくる「生活史」学の達成。恩師有賀喜左衛門、伯父中尾万三、父中野忠八の懐かしい相貌が、細密な叙述を通じて生き生きと蘇えるシリーズ第2弾。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1部 恩師有賀先生の生活史(主著刊行以前/主著/方法論 ほか)/2部 薬屋万助・万七と中尾万三の生活史(薬屋万助・万七の生活史—別家の創立と前史の創立後/中尾万三伯父の生活史—中国古陶磁学と本草学の先駆者)/3部 父中野七世忠八の生活史(出自より大正初期まで/出自から大正初期まで/結婚以降 ほか) 3,520円