Franklin  [ミリタリー]
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最終兵器の夢 「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力 [ H.ブルース・フランクリン ]

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「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力 H.ブルース・フランクリン 上岡 伸雄 岩波書店サイシュウヘイキノユメ エイチブルースフランクリン カミオカ ノブオ 発行年月:2011年11月25日 予約締切日:2011年11月24日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784000230414 フランクリン,H.ブルース(Franklin,H.Bruce) 1934年ニューヨーク生まれ。ラトガーズ大学教授。アメリカ文学・文化史。メルヴィル研究でスタンフォード大学英文学博士号を取得。1960年代から70年代にかけてベトナム反戦運動にも積極的に参加した。1966年のFuture Perfect:American Science Fiction of the Nineteenth Centuryは、SF小説を初めて本格的な研究対象とした本とされ、SF小説研究の新しい地平を開く 上岡伸雄(カミオカノブオ) 1958年生まれ。学習院大学文学部英語英米文化学科教授。現代アメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 アメリカで兵器はいかに想像されてきたか/第1部 工業化と兵器開発ー最終兵器への夢(ロバート・フルトンと進歩の兵器/戦争のファンタジー 一八八〇〜一九一七/トマス・エディソンと戦争の工業化)/第3部 原爆の開発と投下ー「アメリカの管理による平和」という幻想(心配するな、たかがSFさ/原子爆弾投下の決断/核文化の興隆 ほか)/第5部 アメリカの支配による平和ー超強力兵器と二十一世紀アメリカの想像力(新たなアメリカの世紀に向けてのSFプロジェクト/シンシナティ上空のキノコ雲、あるいはテロ攻撃を受けた帝国/アメリカ新世紀、あるいはテロの時代 ほか) アメリカが他の追随を許さない優れた技術力で「究極の兵器」を開発し、凶悪な敵を次々と撃退して人類に恒久平和と民主的な世界をもたらす。ー十九世紀末以来、同国のSF小説(未来戦争小説)や映画で繰り返し描かれてきたテーマだ。そうした文化の伝統は、現実政治にどんな影響を与えてきたのか。独立期からイラク戦争まで、アメリカの大衆的想像力と兵器開発や戦争遂行との秘めやかな共犯関係を詳細にあぶり出した労作。 本 ホビー・スポーツ・美術 ミリタリー 科学・技術 工学 その他 3,080円