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【輸入盤】 ノスコフスキ、ジグムント(1846-1909) / 交響曲第1番、第2番『エレジー風』 アントニ・ヴィト&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ポーランド交響楽の記念碑的作品を同郷の巨匠ヴィトによる渾身の指揮で聴くノスコフスキはワルシャワ音楽院でヴァイオリンと作曲を学んだ後、プロイセン芸術アカデミーに留学して名教師として名高いフリードリヒ・キールとリヒャルト・ヴュルストに学びました。その3曲の交響曲は「ポーランド人作曲家による初の本格的な交響曲」と評価されています。このディスクではアントニ・ヴィトが第1番と第2番を指揮し、母国の交響楽に記念すべきページを開いた作品に渾身の演奏を聴かせます。 交響曲第1番は演奏時間約45分の大作。シューマンに通じるスタイルと響きや第4楽章のフーガなどにベルリンでの学習の成果を感じさせます。第2番は演奏時間約35分ですが、内容としては一段と緻密さを増し、当時プロイセンとロシアに分割支配されていた母国ポーランドへの思いを反映したドラマティックな作品となっています。作曲家自身が指揮した初演時のプログラムで「がんじがらめの祖国」と書かれていた第1楽章では、序奏に続いて悲劇的な音楽が展開します。第2楽章のスケルツォは「希望と蜂起」。スラヴ風の舞曲にはさまれたファンファーレが印象的。第3楽章は「倒れた英雄たちへのエレジー」、悲愴で荘重な緩徐楽章です。「苦難を越えて天界へ」と題された第4楽章は、前進と頓挫を思わせる場面が交互する中から勇壮で民族的な旋律が表れ、最後は輝かしく結ばれます。当時の独立運動のシンボル的な歌で後にポーランド国歌となる「ドンブロフスキのマズルカ」を思わせるモチーフも見えかくれします。 ノスコフスキは第2番を仕上げた翌年ワルシャワに帰国し、後進の育成に力を注ぎました。在世中にはポーランドの独立回復を見届けることが叶わなかったノスコフスキですが、彼の門下からはシマノフスキやフィテルベルクをはじめ数多くの音楽家が輩出し、ポーランドに交響楽の伝統を築きました。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)【収録情報】ノスコフスキ:● 交響曲第2番ハ短調『エレジー風』 (1875-79)● 交響曲第1番イ長調 (1874-75) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 アントニ・ヴィト(指揮) 録音時期:2022年10月17-21日 録音場所:Ludwigshafen, Philharmonie 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 収録時間:80分曲目リストDisc11.交響曲第2番 ハ短調「エレジー風」 I.Moderato misterioso/2.交響曲第2番 ハ短調「エレジー風」 II.Scherzo (Vivace)/3.交響曲第2番 ハ短調「エレジー風」 III.Elegia (Andante)/4.交響曲第2番 ハ短調「エレジー風」 IV.Finale.Per aspera ad astra (Poco adagio - Allegro assai - Vivace)/5.交響曲第1番 イ長調 I.Allegro molto/6.交響曲第1番 イ長調 II.Adagio cantabile/7.交響曲第1番 イ長調 III.Vivace/8.交響曲第1番 イ長調 IV.Finale.Allegro con fuoco
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2,834円
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【輸入盤】 クレネク(クルシェネク、クシェネク) / 交響曲『パラス・アテネ』、ポプリ、7つの小品、他 カール=ハインツ・シュテフェンス&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クレネク:交響曲『パラス・アテネ』オーストリア生まれの作曲家クレネク。ウィーン音楽アカデミーでシュレーカーに学び、一時期はマーラーの次女アンナと結婚(1年足らずで離婚)、その間に義母アルマよりマーラー:交響曲第10番の補筆依頼を受けるなど作曲家として将来を嘱望されていました。しかし、名前の表記からもわかる通りチェコの血を引いていたため、ナチス政権の迫害を受け第二次世界大戦中にアメリカに亡命。音楽教師として地位を築き、多くの後進を育てるとともに作品も発表し続け、91歳で天寿を全うしました。 このアルバムには初期の作品で、ちょうどジャズの影響を受け始めた頃の『ポプリ』や、十二音を駆使するなど独自の作風を確立した時代の『パラス・アテネ』まで多彩な作品が収録されています。世界初録音となる『Tricks and trifles』も聴きものです。(輸入元情報)【収録情報】クレネク:1. オーケストラのためのポプリ Op.54 (1927)2. 7つのオーケストラのための小品集 Op.31 (1924)3. 交響曲『パラス・アテネ』 Op.137 (1954)4. トリックと些事 Op.101 (1945) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮) 録音時期:2019年2月11-15日 録音場所:ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(4)
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2,834円
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【輸入盤】 ドーデラー、ヨハンナ(1969-) / 交響曲第2番、ヴァイオリン協奏曲第2番 マティアク&ラインラント=プファルツ州立フィル、シュヴァネヴィルムス、レヴィチ 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ドーデラー:交響曲第2番、ヴァイオリン協奏曲第2番マティアク&ラインラント=プファルツ州立フィル、シュヴァネヴィルムス、レヴィチ小説「スルニの滝」で知られるオーストリアの作家ハイミート・フォン・ドーデラー[1896-1966]の姪である作曲家、ヨハンナ・ドーデラーの作品集です。彼女の交響曲第2番『ボーヒニ』は、スロベニア共和国の都市ボーヒニの美しい風景に触発されて書かれたもので、第1次世界大戦で破壊されたこの風景の声無き叫びが込められた作品です。ヴァイオリン協奏曲は革新的な音楽であり、ドーデラーはこれを通じて、12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンの時代から論議されている「女性作曲家」の存在価値について、改めて問いかけているのです。(Capriccio)【収録情報】ドーデラー:● 交響曲第2番『ボーヒニ』 DWV93● ヴァイオリン協奏曲第2番『時の呼吸』 DWV62b アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ:交響曲) ユーリ・レヴィチ(ヴァイオリン:協奏曲) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 アリアンヌ・マティアク(指揮) 録音時期:2015年5月11-14,16日 録音場所:ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.Symphony No. 2, DWV 93, 'Bohinj' - I. Introduction - Allegro con fuoco/2.Symphony No. 2, DWV 93, 'Bohinj' - II. Friede atmet der Wocheinersee/3.Symphony No. 2, DWV 93, 'Bohinj' - III. Adagio maestoso/4.Violin Concerto No. 2, DWV 62b, 'In Breath of Time' - I. Allegro/5.Violin Concerto No. 2, DWV 62b, 'In Breath of Time' - II. Moderato/6.Violin Concerto No. 2, DWV 62b, 'In Breath of Time' - III. Adagio
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3,137円
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【輸入盤】 Vaughan-williams ボーンウィリアムズ / サセックス幻想曲、沼沢地方にて、牧歌的組曲、『毒のキス』序曲、他 カール=ハインツ・シュテフェンス&ラインラント=プファルツ州立フィル、マルティン・ルンメル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴォーン・ウィリアムズ:サセックス幻想曲、沼沢地方にてイギリスの近代音楽発展に多大なる功績を残したヴォーン・ウィリアムズの管弦楽作品集。ロンドンの王立音楽大学在学中に知り合ったホルストとともに「イギリス独自のスタイル」による作品を追及し、次第にイングランドの民謡を取り入れた独自の作風を確立したヴォーン・ウィリアムズの、あまり知られていない作品を集めた1枚です。歌劇『毒のキス』は、タイトルこそ恐ろし気ですが、内容はとてもロマンティック。序曲には劇中のメロディが次々に登場します。他の曲は、どれもイングランドの牧歌的風景が表現されています。(輸入元情報)【収録情報】ヴォーン・ウィリアムズ:1. 歌劇『毒のキス』序曲 (1927)2. チェロと管弦楽のための『サセックスの民謡による幻想曲』 (1924/25)3. 牧歌的組曲 (1900)4. 交響的印象『沼沢地方にて』 (1904)5. 『エリザベスのイングランド』からの3つの絵画 マルティン・ルンメル(チェロ:2) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮) 録音時期:2017年1月9,10日、3月3,4日 録音場所:ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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2,834円
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【輸入盤】 ストヨフスキ、ジグムント(1869-1946) / 交響曲ニ短調、組曲 アントニ・ヴィト&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ストヨフスキ:交響曲ニ短調、組曲1870年、ポーランドのキェルツェ市近郊で生まれた作曲家ジグムント(ジギスモンド)・ストヨフスキ。母親から初期の音楽教育を受け、17歳の時に地元のオーケストラとともにベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏し、コンサート・ピアニストとしてデビュー。その翌年にパリへ移り、コンセルヴァトワールで学びました。その後、1898年にライプツィヒで開催された「パデレフスキー音楽コンクール」に提出した『交響曲ニ短調』が第1位を獲得。1901年11月5日には、この年に設立されたワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の初コンサートで交響曲が演奏されるという栄誉にあずかるとともに、翌月にはリサイタルに出演、1902年1月にはソリストとしてサン=サーンスのピアノ協奏曲第4番を演奏、当時のポーランドにおける最高の音楽家のひとりとして音楽界に君臨しました。また、1901年に行われたインタビューに於いて、彼自身が最も影響を受けた音楽家は、ポーランドのヴァイオリニスト・作曲家ヴワディスワフ・グルスキと、ピアニスト・作曲家イグナツィ・ヤン・パデレフスキだと述べています。 その後、1905年に渡米、ジュリアード音楽院で教鞭を執るなど、ニューヨークでも偉大な作曲家、ピアニスト、教育者として高く評価されましたが、彼の死後、急速に忘れられてしまい、後期ロマン派の作風を色濃く反映した作品はこれまであまり演奏されることがありませんでした。しかし、近年になり「ポーランドの音楽史の中でショパンとシマノフスキを繋ぐ重要な作曲家のひとり」として近年注目を集めており、演奏機会も少しずつ増えています。 このアルバムでは、彼の出世作『交響曲ニ短調』と、初期の作品『組曲変ホ長調』を収録。ポーランドを代表する指揮者アントニ・ヴィットが共感を込めて演奏しています。(輸入元情報)【収録情報】ストヨフスキ:● 交響曲ニ短調 Op.21 (1898)● 組曲変ホ長調 Op.9〜管弦楽のために(ハンス・フォン・ビューローの思い出に) (1891) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 アントニ・ヴィット(指揮) 録音時期:2021年5月25-28日 録音場所:ドイツ、Ludwigshafen, Philharmonie 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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2,834円
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【輸入盤】 ドホナーニ、エルンスト・フォン(1877-1960) / 交響曲第1番、交響的瞬間 ロベルト・パーテルノストロ&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明エルンスト・フォン・ドホナーニ:交響曲第1番エルンスト・フォン(エルネー)・ドホナーニはハンガリー出身の作曲家。19世紀ロマン派の伝統を守る作品を数多く作曲、発表する際はドイツ名「エルンスト・フォン・ドホナーニ」を使用していたため、現在でもこの名前の方が馴染み深いようです。 生涯ロマン派風の作品を書きましたが、このアルバムに収録された『交響曲第1番』は20歳代の作品であるためかよりその傾向が強く、至るところに彼の師ハンス・ケスラーが傾倒していたブラームスの影響が感じられます。また1933年に作曲された『交響的瞬間』もブラームスの『ハンガリー舞曲』の伝統を色濃く受け継いだ民族色豊かな、ドホナーニのアイデンティティが強く発揮された聴きどころの多い曲集です。 ブルックナーの名演で知られるパーテルノストロが、オーケストラの豊かな響きを生かした素晴らしい演奏を聴かせます。(輸入元情報)【収録情報】ドホナーニ:● 交響曲第1番ニ短調 Op.9 (1900-1901)● 交響的瞬間 Op.36 (1933) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 ロベルト・パーテルノストロ(指揮) 録音時期:2019年3月18-22日 録音場所:ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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2,834円
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【輸入盤】 マンケル、ヘニング(1868-1930) / マンケル:ピアノ協奏曲、ニューストレム:コンチェルト・リチェルカンテ クリステンソン、パーテルノストロ&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ピアノと管弦楽のための作品集〜マンケル、ニューストレムスウェーデンの推理作家ヘニング・マンケルの祖父にあたる同名の作曲家、ヘニング・マンケル。彼の一連のピアノ独奏作品はアンナ・クリステンソンがすでにリリースしており、その独創的で幻想的な音に魅了された方も多いのではないでしょうか。今回のピアノ協奏曲も同じ流れを汲むもので、ほんの少しだけ、彼が興味を持っていたフランス印象派の雰囲気を持つ面白い作品で、ずっと未発表であったものですが、今回実際に聴けるのは嬉しいことです。 ヨスタ・ニューストレム[1890-1966]の作品もなかなか面白いもので、こちらはストラヴィンスキーやオネゲルなどの新古典派の影響が感じられる、強烈な味わいをもつもの。彼が生涯を通じて愛していた「海の情景」も反映された美しい音楽です。(Capriccio)【収録情報】● マンケル:ピアノ協奏曲● ニューストレム:ピアノと室内管弦楽のための『コンチェルト・リチェルカンテ』 アンナ・クリステンソン(ピアノ) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 ロベルト・パーテルノストロ(指揮) 録音時期:2015年1月6-9日 録音場所:ルートヴィヒシュハフェン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.Piano Concerto, Op. 30 - I. Allegro moderato/2.Piano Concerto, Op. 30 - II. Molto andante/3.Piano Concerto, Op. 30 - III. Finale: Allegro scherzoso/4.Concerto Ricercante - I. Allegro energico/5.Concerto Ricercante - II. Adagio ad libitum/6.Concerto Ricercante - III. Allegro scherzando
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3,137円
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【輸入盤】 レントヘン、ユリウス(1855-1932) / ヴァイオリン協奏曲集、バラード フェルシュトマン、ポルセリーン&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明レントヘン:ヴァイオリン協奏曲集、バラードCPOレーベルではおなじみ、オランダの作曲家ユリウス・レントヘンのヴァイオリン協奏曲です。もとはドイツ生まれですが、22歳の時にオランダへ行き、ブラームスと親交を結んだり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の結成に関わったりと活発な活動をしています。彼は優秀なピアニストでもあったため、1887年にはブラームスのピアノ協奏曲第2番を作曲家の指揮で演奏したという記録もあります。 彼は3曲のヴァイオリン協奏曲を作曲しましたが、現存しているのは2曲のみ。どちらの曲も、ピアノを愛しつつも、若い頃からヴァイオリンにも親しんでいた彼ならではの情緒溢れる重厚な作品です。オランダの若手女性ヴァイオリニスト、リーザ・フェルシュトマンの知的な演奏で。(CPO)【収録情報】レントヘン:・ヴァイオリン協奏曲イ短調・ヴァイオリンと管弦楽のためのバラード・ヴァイオリン協奏曲嬰ヘ短調 リーザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィト・ポルセリーン(指揮) 録音時期:2009年 録音方式:デジタル(セッション)曲目リストDisc11.I. Allegro ben moderato/2.II. Lento/3.III. Finale: Allegro non troppo/4.Ballad/5.I. Moderato/6.II. Andante tranquillo/7.III. Allegro capriccioso
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3,137円
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【輸入盤】 ラーボア、ヨーゼフ(1842-1924) / 左手のためのピアノ協奏曲集~ヴィトゲンシュタインのための協奏曲集 オリヴァー・トリンドル、ユージン・ツィガーン&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ラヴェル、プロコフィエフ、コルンゴルト・・・左手ピアノ協奏曲の歴史を拓いたラーボア作品を世界初録音!ドイツ生まれのピアニスト、オリヴァー・トリンドルと「CAPRICCIO」レーベルが取り組むヨーゼフ・ラーボア・プロジェクトに、待望の左手のためのピアノ協奏曲が登場。オーストリア生まれの作曲家ラーボアは3歳の時に失明しましたが、優れた音楽の才能を発揮して教師として大成しました。その門下にはシェーンベルク、アルマ・マーラー、パウル・ヴィトゲンシュタインらがいます。 ウィーンの名家に生まれたヴィトゲンシュタインはピアニストとしての未来を嘱望されながら第1次世界大戦でのけががもとで右手を失いますが、左手で演奏を継続することに挑み、家の資産を生かして名だたる作曲家に左手のためのピアノ協奏曲を委嘱、多くを自ら初演しました。それらは今日この分野の大きな財産となっています。 その端緒を開いたのがここに収められた作品群。それぞれ「Konzertstuck(小協奏曲)」と題されていますが、演奏時間20分から25分の規模があります。第1番は主題と変奏、第2番と第3番は緩-急-フィナーレの3楽章構成。いずれも後期ロマン派らしい楽想と楽器法で彩られて時にリヒャルト・シュトラウスの初期作品に通じる趣きがあり、ピアノ・パートは十分に聴き映えがするよう書かれていて、これまで録音が無かったのが不思議に思えます。左手のためのピアノ音楽の歴史に関心のある人のみならず、後期ロマン派の音楽に興味のある人にお勧めしたい1枚です。(輸入元情報)【収録情報】ラーボア:● 小協奏曲第1番 (1915)〜左手ピアノとオーケストラのために 1. Introduktion - Thema 2. Variation 1 + 2 3. Variation 3 4. Variation 4 - Intermezzo - Variation 5 5. Cadenza e Stretta● 小協奏曲第2番 (1917)〜左手ピアノとオーケストラのために 1. Adagio ma non troppo 2. Allegro 3. Finale● 小協奏曲第3番 (1923)〜左手ピアノとオーケストラのために 1. Largo 2. Allegro 3. Finale オリヴァー・トリンドル(ピアノ) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 ユージン・ツィガーン(指揮) 録音時期:2023年1月9-13日 録音場所:ドイツ、Ludwigshafen, Philharmonie 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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3,137円
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【輸入盤】 レントヘン、ユリウス(1855-1932) / 交響曲第3番、『ヨトゥンヘイム』組曲 ポルセリーン&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ユリウス・レントヘン・エディション第1集20曲もの交響曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など幅広いジャンルにドイツ的な香りの作品を書いている作曲家。ライネッケやリストほかに作曲を師事し、ウィーンとアムステルダムを拠点とした彼は、ブラームスらにも気に入られて活躍しました。シリーズ第1弾は挨拶代わりとも言える交響曲ほか。ABCレーベルでのベートーヴェン全集(タスマニア響)でマニアに知られる、ダヴィト・ポルセリーンの指揮です。レントヘン(1855-1932):・交響曲第3番・『ヨトゥンヘイム』組曲 ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィト・ポルセリーン(指揮) 録音:2005年(デジタル)曲目リストDisc11.Come Back Again/2.Heading in the Right Direction/3.One Perfect Day/4.I Remember When I Was Young/5.Downhearted/6.Even When I'm Sleeping/7.Green Limosine/8.Girls On the Avenue/9.Forever Now/10.Reckless/11.Come Said the Boy/12.No Aphrodisiac/13.Overkill
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3,137円
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【輸入盤】 ドホナーニ、エルンスト・フォン(1877-1960) / ピアノ協奏曲第1番、第2番 ソフィア・ギュルバダモーヴァ、アリアーヌ・マティアク&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ドホナーニ:ピアノ協奏曲第1番、第2番名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)。ピアニストとして、また教育者としてもアニー・フィッシャーやゲオルグ・ショルティなど数多くの弟子を育て上げた優れた功績で知られます。作曲家としても交響曲、協奏曲、数多くの室内楽作品を残しましたが、それらはほとんど演奏されることなく忘れられていました。しかし、21世紀になってようやくいくつかの曲が蘇演されたことで、人々はロマンティシズムと官能性に溢れたドホナーニ作品を知ることができるようになりました。この2曲のピアノ協奏曲は、ブラームスの影響を感じさせる重厚な雰囲気の中に、ハンガリー民謡をはじめとした多彩な素材が織り込まれた技巧的な作品です。 ピアノを演奏しているギュルバダモーヴァはモスクワで生まれ、グネーシン音楽学校で学んだピアニスト。長年に渡りドホナーニ作品を研究し、2018年には2枚組のピアノ作品集をリリース。こちらも高く評価されています。(輸入元情報)【収録情報】ドホナーニ:● ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.5 (1897-1898)● ピアノ協奏曲第2番ロ短調 Op.42 (1947) ソフィア・ギュルバダモーヴァ(ピアノ) ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 アリアーヌ・マティアク(指揮) 録音時期:2019年5月27-31日 録音場所:Ludwigshafen, Philharmonie 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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2,834円
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【輸入盤】 Rozsa ローザ / シンフォニック・コンサートへの序曲、ハンガリー風セレナード、3つのパルティータ グレゴール・ビュール&ラインラント=プファルツ州立フィル 【CD】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ミクロス・ローザ:管弦楽作品集映画「ベン・ハー」などでアカデミー賞を3度受賞したミクロス・ローザ(ミクローシュ・ロージャ)の管弦楽作品集。 1907年ブダペストに生まれ、ライプツィヒ音楽院で学んだ後、パリとロンドンを経てアメリカ合衆国に移住。映画音楽の作曲家としてアカデミー作曲賞に17回ノミネートされ、3度受賞するなど高く評価されました。それと平行しクラシック作品の作曲も続け、ハリウッドの映画音楽のようなダイナミックな響きと、ハンガリーの民族性がマッチした色彩豊かな曲を多数書きあげています。 このアルバムに収録された3つの作品は、初期、中期、後期と彼の創作期間の全般にわたるもの。1932年に作曲された『ハンガリー風セレナード』はブダペスト劇場で初演、演奏を聴いたリヒャルト・シュトラウスからの提案を受け、のちに改訂が施されました。『シンフォニー・コンサートへの序曲』は1956年の作品。当時アメリカで契約していたMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の仕事の合間に書かれた曲で、ハンガリーから追放された彼の友人たちに捧げられました。『3つのパルティータ』は1971年の作品。彼の作品を出版していた出版社からの依頼で作曲、当初イシュトヴァン・ケルテスが初演する予定でしたが、彼はその前に死去してしまったため、アンドレ・プレヴィンがイギリスで、アンタル・ドラティがアメリカで初演を行いました。バルトークを思わせるリズミカルな作品です。 グレゴール・ビュールは1964年生まれ。ストックホルム王立歌劇場で『ニーベルングの指環』を上演、世界的に注目を集めたのち、ハンブルク国立歌劇場、シュトゥットガルト国立歌劇場などで多数の歌劇を指揮、好評を博した指揮者。「CAPRICCIO」レーベルにはブラウンフェルスの一連の作品のほか、レーガーの歌曲集などを録音しています。(輸入元情報)【収録情報】ローザ:1. シンフォニック・コンサートへの序曲 Op.26a(1956 rev.1963)2. ハンガリー風セレナード Op.25(1932 rev.1966) I. Marcia II. Serenata III. Scherzo IV. Notturno V. Danza3. 3つのパルティータ Op.33(1972) I. Intrada II. Intermezzo arioso III. Finale: Allegro con brio ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団 グレゴール・ビュール(指揮) 録音時期:2023年2月13-17日 録音場所:ドイツ、Ludwigshafen, Philharmonie 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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