EPI  [小説・エッセイ]
 
 
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虹をつかむ男 (ハヤカワepi文庫) [ ジェイムズ・サーバー ]

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ハヤカワepi文庫 ジェイムズ・サーバー 鳴海四郎 早川書房ニジヲツカムオトコ サーバージェイムズ ナルミシロウ 発行年月:2014年01月24日 予約締切日:2014年01月23日 ページ数:381p サイズ:文庫 ISBN:9784151200762 サーバー,ジェイムズ(Thurber,James) 1894年にオハイオ州コロンバスで生まれる。1918年にオハイオ州立大学を中退して国務省の暗号部員をつとめ、その後転身して新聞記者、編集者、寄稿家として、「ニューヨーカー」誌などで活躍。軽妙で味のある文章だけでなく、イラストレイター、漫画家としても人気を博し、多数の作品を残した。1961年に死去 鳴海四郎(ナルミシロウ) 1917年生、1940年東京商科大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 虹をつかむ男/世界最大の英雄/空の歩道/カフスボタンの謎/ブルール氏異聞/マクベス殺人事件/大衝突/142列車の女/ツグミの巣ごもり/妻を処分する男/クイズあそび/ビドウェル氏の私生活/愛犬物語/機械に弱い男/決闘/人間のはいる箱/寝台さわぎ/ダム決壊の日/オバケの出た夜/虫のしらせ/訣別/ウィルマおばさんの勘定/ホテル・メトロポール午前二時/一種の天才/本箱の上の女性 ある時は悪天候をもモノともしない勇猛果敢な艇長、ある時はいかなる事態にも冷静に対処するスゴ腕の外科医、またある時は高潔なる射撃の名手、そしてまたある時は命知らずのパイロット…風采上がらぬ中年恐妻家ウォルター・ミティの奇抜な空想癖を描く表題作をはじめ、アメリカ文学史上きってのユーモリストが、人生の悲哀と機微(笑)を鮮やかに語る珠玉の短篇集。著者自らの筆になる個性豊かなイラストも多数収録! 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 836円

ビラヴド (ハヤカワepi文庫) [ トニ・モリソン ]

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ハヤカワepi文庫 トニ・モリソン 吉田廸子 早川書房ビラヴド モリソン,トニ ヨシダ,ミチコ 発行年月:2009年12月 予約締切日:2009年12月18日 ページ数:569p サイズ:文庫 ISBN:9784151200571 モリスン,トニ(Morrison,Toni) 1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の『ソロモンの歌』(以上すべてハヤカワ文庫刊)は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、第五長篇となる1987年発表の『ビラヴド』でピュリッツァー賞を受賞した 吉田廸子(ヨシダミチコ) 青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 元奴隷のセサとその娘は幽霊屋敷に暮らしていた。長年怒れる霊に蹂躙されてきたが、セサはそれが彼女の死んだ赤ん坊の復讐と信じ耐え続けた。やがて、旧知の仲間が幽霊を追い払い、屋敷に平穏が訪れるかに思えた。しかし、謎の若い女「ビラヴド」の到来が、再び母娘を狂気の日々に追い込む。死んだ赤ん坊の墓碑銘と同じ名のこの女は、一体何者なのか?ノーベル賞受賞の契機となった著者の代表作。ピュリッツァー賞受賞。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,496円

浮世の画家〔新版〕 (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]

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ハヤカワepi文庫 カズオ・イシグロ 飛田 茂雄 早川書房ウキヨノガカシンパン イシグロ カズオ トビタ シゲオ 発行年月:2019年01月10日 予約締切日:2019年01月09日 ページ数:336p サイズ:文庫 ISBN:9784151200953 イシグロ,カズオ(Ishiguro,Kazuo) 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年に発表した『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞。1989年には長篇第三作の『日の名残り』でブッカー賞を受賞した。2017年には長年の功績に対してノーベル文学賞が授与された 飛田茂雄(トビタシゲオ) 1927年生、早稲田大学大学院博士課程修了、中央大学名誉教授、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠りがちに。自分の画業のせいなのか…。老画家は過去を回想しながら、自らが貫いてきた信念と新しい価値観のはざまに揺れるー著者序文を収録した新版。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 990円

カメレオンのための音楽 (ハヤカワepi文庫) [ トルーマン・カポーティ ]

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ハヤカワepi文庫 トルーマン・カポーティ 野坂昭如 早川書房カメレオン ノ タメノ オンガク カポーティ,トルーマン ノサカ,アキユキ 発行年月:2002年11月 ページ数:424p サイズ:文庫 ISBN:9784151200199 カポーティ,トルーマン(Capote,Truman) 1924ー84。ニューオルリーンズに生まれ、19歳のときO・ヘンリー賞を受賞した短篇「ミリアム」でデビューした。処女長篇『遠い声遠い部屋』で文壇の注目を集め、南部の輝かしい星、早熟の天才と呼ばれた 野坂昭如(ノサカアキユキ) 1930年生、作家。小説「エロ事師たち」、直木賞受賞作「火垂るの墓」「アメリカひじき」、吉川英治文学賞受賞作「同心円」他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) カメレオンのための音楽/ジョーンズ氏/窓辺のランプ/モハーベ砂漠/もてなし/くらくらして/手彫りの柩ーアメリカ的犯罪のノンフィクション解釈/一日の仕事/見知らぬ人へ、こんにちは/秘密の花園/命の綱渡り/そしてすべてが廻りきたった/うつくしい子供/夜の曲り角、あるいはいかにしてシャム双生児はセックスするか 現実にあった、『冷血』を上回る残虐な連続殺人事件と刑事の絶望的な戦いを描く中篇「手彫りの柩」。表題作「カメレオンのための音楽」など、悪魔と神、現実と神秘のあわいに生きる人間を簡潔にして絶妙の筆致で描く珠玉の短篇群。マリリン・モンローについての最高のスケッチといわれる「うつくしい子供」など人の不思議さを追及した会話によるポートレート集。三部からなる、巨匠カポーティ、最後の傑作を野坂昭如の翻訳で贈る。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,034円

生は彼方に (ハヤカワepi文庫) [ ミラン・クンデラ ]

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ハヤカワepi文庫 ミラン・クンデラ 西永良成 早川書房セイ ワ カナタ ニ クンデラ,ミラン ニシナガ,ヨシナリ 発行年月:2001年07月 ページ数:554p サイズ:文庫 ISBN:9784151200083 クンデラ,ミラン(Kundera,Milan) 1929年、チェコスロヴァキアのブルノに生まれる。音楽家の父親の影響で幼い頃から作曲を学び、小説にも音楽的技法が色濃く反映されている。1952年にプラハの音楽芸術大学映画学部を卒業し、同大学で文学の教師になる。1967年発表の『冗談』で世界的注目を集めるが、1968年のソ連軍によるチェコへの軍事介入により教職を追われ、全著作が国内で発禁処分となる。1975年にフランスへ亡命し、1981年に市民権を取得する。冷徹な眼差しで人間の哀しさを描くクンデラの作品は、独特のアイロニーと知的なユーモアに満ちている。『生は彼方に』でメディシス賞外国文学賞を受賞。その他の代表作に『存在の耐えられない軽さ』や『不滅』などがある。国際的な作家として、精力的に作品を発表し続けている 西永良成(ニシナガヨシナリ) 1944年生、東京大学仏文科卒、東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第二次大戦後、チェコスロヴァキアは混乱期にあった。母親に溺愛されて育ったヤロミールは、自分の言葉が持つ影響力に気づき、幼い頃から詩を書き始める。やがて彼は、政治的な思想を持つ画家や幼なじみから強い影響を受け、芸術と革命活動に身を挺する…絶対的な愛を渇望する少年詩人の熾烈な生と死を鋭い感性で描く。祖国に対する失望と希望の間で揺れる想いを投影した、クンデラの自伝的小説。仏メディシス賞受賞作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,188円

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) [ コーマック・マッカーシー ]

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ハヤカワepi文庫 コーマック・マッカーシー 黒原敏行 早川書房ザ ロード マッカーシー,コーマック クロハラ,トシユキ 発行年月:2010年05月 ページ数:351p サイズ:文庫 ISBN:9784151200601 マッカーシー,コーマック(McCarthy,Cormac) 1933年、ロードアイランド州生まれ。大学を中退すると、1953年に空軍に入隊し四年間の従軍を経験。その後作家に転じ、『ブラッド・メリディアン』(1985)の発表などにより着々と評価を高め、「国境三部作」の第一作となる第六長篇『すべての美しい馬』(1992)で全米図書賞、全米批評家協会賞をダブル受賞した。第十長篇である『ザ・ロード』(2006)(早川書房刊)は、ピュリッツァー賞を受賞し、世界的なベストセラーを記録した。名実ともに、現代アメリカ文学の巨匠である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 空には暗雲がたれこめ、気温は下がりつづける。目前には、植物も死に絶え、降り積もる灰に覆われて廃墟と化した世界。そのなかを父と子は、南への道をたどる。掠奪や殺人をためらわない人間たちの手から逃れ、わずかに残った食物を探し、お互いのみを生きるよすがとしてー。世界は本当に終わってしまったのか?現代文学の巨匠が、荒れ果てた大陸を漂流する父子の旅路を描きあげた渾身の長篇。ピュリッツァー賞受賞作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 880円

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]

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ハヤカワepi文庫 カズオ・イシグロ 土屋政雄 早川書房BKSCPN_【bookーfestivalーthr】 ワタシ オ ハナサナイデ イシグロ,カズオ ツチヤ,マサオ 発行年月:2008年08月 予約締切日:2008年08月18日 ページ数:450p サイズ:文庫 ISBN:9784151200519 イシグロ,カズオ 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。一時はミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャムの親友トミーやルースも提供者だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていくー全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,078円

書店主フィクリーのものがたり (ハヤカワepi文庫) [ ガブリエル・ゼヴィン ]

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ハヤカワepi文庫 ガブリエル・ゼヴィン 小尾 芙佐 早川書房ショテンシュフィクリーノモノガタリ ゼヴィン ガブリエル オビ フサ 発行年月:2017年12月06日 予約締切日:2017年12月05日 ページ数:368p サイズ:文庫 ISBN:9784151200939 ゼヴィン,ガブリエル(Zevin,Gabrielle) 1977年生まれ。ハーバード大学卒。2005年、ヤング・アダルト小説『天国からはじまる物語』で作家デビュー。2014年に『書店主フィクリーのものがたり』を刊行。数カ月にわたって“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストにランクインし、30以上の言語に翻訳され、全米の図書館員が運営する“Library Reads”ベストブックに選ばれるなど、世界中で愛されている 小尾芙佐(オビフサ) 1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 島に一軒だけある小さな書店。偏屈な店主フィクリーは妻を亡くして以来、ずっとひとりで店を営んでいた。ある夜、所蔵していた稀覯本が盗まれてしまい、フィクリーは打ちひしがれる。傷心の日々を過ごすなか、彼は書店にちいさな子どもが捨てられているのを発見する。自分もこの子もひとりぼっちーフィクリーはその子を、ひとりで育てる決意をする。本屋大賞に輝いた、本を愛するすべての人に贈る物語。 本 小説・エッセイ 外国の小説 人文・思想・社会 文学 文学史(外国) 文庫 小説・エッセイ 1,012円

昏き目の暗殺者 下 (ハヤカワepi文庫) [ マーガレット・アトウッド ]

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ハヤカワepi文庫 マーガレット・アトウッド 鴻巣 友季子 早川書房クラキメノアンサツシャゲ アトウッド マーガレット コウノス ユキコ 発行年月:2019年09月28日 予約締切日:2019年09月27日 ページ数:416p サイズ:文庫 ISBN:9784151200977 アトウッド,マーガレット(Atwood,Margaret) 小説、詩、評論、児童書などさまざまな分野で精力的に活躍するカナダの代表的作家。1939年、カナダのオタワに生まれる。トロント大学を卒業。ハーバード大学大学院などで英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭を執る。デビュー作の詩集The Circle Gameで1966年にカナダ総督文学賞を受賞。1969年に初の長篇小説『食べられる女』を発表。1985年に発表した『侍女の物語』(ハヤカワ文庫)は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と二度目のカナダ総督文学賞を受賞した。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞およびハメット賞を受賞。トロント在住 鴻巣友季子(コウノスユキコ) お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ローラの死後出版され、彼女を伝説の作家としてまつり上げることになった小説『昏き目の暗殺者』ー人目を忍んで逢引を続ける男女と、惑星ザイクロンの王政転覆を企む貴族に雇われた盲目の暗殺者のふたつの物語に隠された秘密とは?蜘蛛の巣のように絡み合う現在、過去、そして物語。「昏き目の暗殺者」とはいったい誰を意味するのか?現代文学の数多の技法を駆使し、虚構の神殿を紡ぎあげるアトウッド文学の総決算。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,320円

オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫) [ エリザベス・ストラウト ]

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ハヤカワepi文庫 エリザベス・ストラウト 小川高義 早川書房オリーヴ キタリッジ ノ セイカツ ストラウト,エリザベス オガワ,タカヨシ 発行年月:2012年10月 予約締切日:2012年10月04日 ページ数:460p サイズ:文庫 ISBN:9784151200700 ストラウト,エリザベス(Strout,Elizabeth) 1956年にメイン州ポートランドで生まれる。第一長篇『目覚めの季節エイミーとイザベル』(1998)でオレンジ賞とPEN/フォークナー賞の候補となり、“ロサンゼルス・タイムズ”新人賞および“シカゴ・トリビューン”ハートランド賞を受賞。第二長篇Abide with Me(2006)を経て、2008年に発表した『オリーヴ・キタリッジの生活』は全米批評家協会賞最終候補となり、2009年度ピュリッツァー賞(小説部門)を受賞した 小川高義(オガワタカヨシ) 1956年生、東京大学大学院修士課程修了、英米文学翻訳家、東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 薬局/上げ潮/ピアノ弾き/小さな破裂/飢える/別の道/冬のコンサート/チューリップ/旅のバスケット/瓶の中の船/セキュリティ/犯人/川 アメリカ北東部にある小さな港町クロズビー。一見何も起こらない町の暮らしだが、人々の心にはまれに嵐も吹き荒れて、いつまでも癒えない傷痕を残していくー。住人のひとりオリーヴ・キタリッジは、繊細で、気分屋で、傍若無人。その言動が生む波紋は、ときに激しく、ときにひそやかに周囲に広がっていく。人生の苦しみや喜び、後悔や希望を静かな筆致で描き上げ、ピュリッツァー賞に輝いた連作短篇集。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,034円

マジック・フォー・ビギナーズ (ハヤカワepi文庫) [ ケリー・リンク ]

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ハヤカワepi文庫 ケリー・リンク 柴田元幸 早川書房マジック フォー ビギナーズ リンク,ケリー シバタ,モトユキ 発行年月:2012年02月 ページ数:490p サイズ:文庫 ISBN:9784151200687 リンク,ケリー(Link,Kelly) 1969年生まれ。コロンビア大学で学士号、ノースキャロライナ大学で修士号を取得。1995年に「黒犬の背に水」でデビュー。世界幻想文学大賞受賞作を表題作とする第一短篇集『スペシャリストの帽子』(ハヤカワ文庫FT)は、ファンタジイ、主流文学界の垣根をこえて高く評価された。2005年に発表された第二短篇集である『マジック・フォー・ビギナーズ』はヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞受賞の「妖精のハンドバッグ」、ネビュラ賞/ローカス賞/英国SF協会賞受賞の表題作を収録。刊行後すぐに“ニューヨーク・タイムズ”の書評で紹介されるなど、大きな話題となり、2006年度のローカス賞短篇集部門を受賞した。その後2008年にはヤングアダルト短篇集Pretty Monstersを発表し、同書は世界幻想文学大賞候補となった。マサチューセッツ州在住、出版社“スモール・ビア・プレス”を夫と共同経営する 柴田元幸(シバタモトユキ) 1954年生、東京大学文学部教授、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 妖精のハンドバッグ/ザ・ホルトラク/大砲/石の動物/猫の皮/いくつかのゾンビ不測事態対応策/大いなる離婚/マジック・フォー・ビギナーズ/しばしの沈黙 電話ボックスを相続した少年は、その番号に何度もかけてみる。誰も出るはずのない電話だが、あるとき彼が愛するTVドラマの主人公が出て、助けを求めてきたー異色の青春小説たる表題作ほか、国をまるごと収めたハンドバッグの遍歴を少女が語る「妖精のハンドバッグ」、なにかに憑かれた家を買った家族の騒動を描く「石の動物」など、アメリカ文学の新潮流をかたどる女性作家による瑞々しくも不思議な感触を残す全九篇。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,100円

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]

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ハヤカワepi文庫 カズオ・イシグロ 古賀林幸 早川書房BKSCPN_【bookーfestivalーthr】 ミタサレザル モノ イシグロ,カズオ コガバヤシ,サチ 発行年月:2007年05月 予約締切日:2007年05月18日 ページ数:948p サイズ:文庫 ISBN:9784151200410 イシグロ,カズオ 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年に発表した『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞。1989年には長篇第3作の『日の名残り』でブッカー賞を受賞した。1995年の第4作『充たされざる者』、2000年の第5作『わたしたちが孤児だったころ』の後、5年ぶりに発表した最新長篇『わたしを離さないで』は世界的ベストセラーとなっている 古賀林幸(コガバヤシサチ) 津田塾大学英文科卒、ボストン大学大学院修士課程修了、英米文学翻訳家、恵泉女学園大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 世界的ピアニストのライダーは、あるヨーロッパの町に降り立った。「木曜の夕べ」という催しで演奏する予定のようだが、日程や演目さえ彼には定かでない。ただ、演奏会は町の「危機」を乗り越えるための最後の望みのようで、一部市民の期待は限りなく高い。ライダーはそれとなく詳細を探るが、奇妙な相談をもちかける市民たちが次々と邪魔に入り…。実験的手法を駆使し、悪夢のような不条理を紡ぐブッカー賞作家の問題作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,650円

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]

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ハヤカワepi文庫 カズオ・イシグロ 小野寺健 早川書房BKSCPN_【bookーfestivalーthr】 トオイ ヤマナミ ノ ヒカリ イシグロ,カズオ オノデラ,タケシ 発行年月:2001年09月 ページ数:275p サイズ:文庫 ISBN:9784151200106 『女たちの遠い夏』改題書 イシグロ,カズオ(Ishiguro,Kazuo) 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスの2つの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。本書『遠い山なみの光』で長篇デビューし、1982年の王立文学協会賞を受賞した。長篇第二作『浮世の画家』でウィットブレッド賞を、1989年には『日の名残り』でブッカー賞を受賞した。1995年の第四作『充たされざる者』につづき、五年ぶりに発表した『わたしたちが孤児だったころ』は、英米でひじょうに高く評価され、発売以来たちまちベストセラーとなった 小野寺健(オノデラタケシ) 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、横浜市立大学名誉教授、日本大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 故国を去り英国に住む悦子は、娘の自殺に直面し、喪失感の中で自らの来し方に想いを馳せる。戦後まもない長崎で、悦子はある母娘に出会った。あてにならぬ男に未来を託そうとする母親と、不気味な幻影に怯える娘は、悦子の不安をかきたてた。だが、あの頃は誰もが傷つき、何とか立ち上がろうと懸命だったのだ。淡く微かな光を求めて生きる人々の姿を端正に描くデビュー作。王立文学協会賞受賞作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 770円

コレクションズ(下) (ハヤカワepi文庫) [ ジョナサン・フランゼン ]

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ハヤカワepi文庫 ジョナサン・フランゼン 黒原敏行 早川書房コレクションズ フランゼン,ジョナサン クロハラ,トシユキ 発行年月:2011年08月 予約締切日:2011年08月09日 ページ数:500p サイズ:文庫 ISBN:9784151200656 フランゼン,ジョナサン(Franzen,Jonathan) 1959年、イリノイ州生まれ。スワスモア大学を卒業した後、1988年に長篇The TwentyーSeventh Cityでデビュー。2001年に第三長篇である『コレクションズ』を刊行。全米図書賞およびジェイムズ・テイト・ブラック記念賞を受賞したほか、ピュリッツァー賞をはじめとする主要文学賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。2009年に刊行された第四長篇Freedomは、世界の注目を集め、ミリオンセラーとなった 黒原敏行(クロハラトシユキ) 1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 進行する病に翻弄されるアルフレッドの様子は、遠く離れて住む三人の子供たちにも動揺を引き起こす。そして迎える最後のクリスマス。イーニッドが望むように、一家全員そろってともに祝うことはできるのか?シニカルかつユーモラスに描きだされる現代人の悲喜劇は、圧倒的な力をもって迫りくる。全米図書賞に輝いたほか、数々の主要文学賞にノミネートされた、アメリカ文学界の旗手フランゼンの代表作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,210円

観光 (ハヤカワepi文庫) [ ラッタウット・ラープチャルーンサップ ]

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ハヤカワepi文庫 ラッタウット・ラープチャルーンサップ 古屋美登里 早川書房カンコウ ラープチャルーンサップ,ラッタウット フルヤ,ミドリ 発行年月:2010年08月25日 予約締切日:2010年08月18日 ページ数:320p サイズ:文庫 ISBN:9784151200625 ラープチャルーンサップ,ラッタウット(Lapcharoensap,Rattawut) 1979年シカゴに生まれ、タイのバンコックで育った。タイの有名教育大学およびコーネル大学で学位を取得後、ミシガン大学大学院のクリエイティブ・ライティング・コースで創作を学び、英語での執筆活動を始める。2005年にデビュー作である『観光』を刊行。英米の有力紙誌から賛辞が集まり、期待の新人として一躍名を馳せた。2006年には文芸誌『グランタ』により才能ある若手作家のひとりとして名前を挙げられ、また、全米図書協会により「35歳以下の注目作家」に選出された 古屋美登里(フルヤミドリ) 早稲田大学教育学部卒、翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ガイジン/カフェ・ラブリーで/徴兵の日/観光/プリシラ/こんなところで死にたくない/闘鶏師 美しい海辺のリゾートへ旅行に出かけた失明間近の母とその息子。遠方の大学への入学を控えた息子の心には、さまざまな思いが去来するーなにげない心の交流が胸を打つ表題作をはじめ、11歳の少年がいかがわしい酒場で大人の世界を垣間見る「カフェ・ラブリーで」、闘鶏に負けつづける父を見つめる娘を描く「闘鶏師」など全7篇を収録。人生の切ない断片を温かいまなざしでつづる、タイ系アメリカ人作家による傑作短篇集。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 880円

わたしの名は赤(上)新訳版 (ハヤカワepi文庫) [ オルハン・パムク ]

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ハヤカワepi文庫 オルハン・パムク 宮下遼 早川書房ワタシ ノ ナ ワ アカ パムク,オルハン ミヤシタ,リョウ 発行年月:2012年01月 ページ数:431p サイズ:文庫 ISBN:9784151200663 パムク,オルハン(Pamuk,Orhan) 1952年、イスタンブル生まれ。イスタンブル理工大学で建築を学んだ後、イスタンブル大学でジャーナリズムの学位を修得。その後、コロンビア大学客員研究員としてアメリカに滞在した。1982年発表のデビュー作『ジェヴデット氏と息子たち』(未訳)がトルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。その後に発表した作品もトルコ、ヨーロッパの主要文学賞に輝き、世界的な名声を確立する。1998年発表の『わたしの名は赤』は世界の有力紙誌で激賞され、国際IMPACダブリン文学賞を受賞 宮下遼(ミヤシタリョウ) 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1591年冬。オスマン帝国の首都イスタンブルで、細密画師が殺された。その死をもたらしたのは、皇帝の命により秘密裡に製作されている装飾写本なのか…?同じころ、カラは12年ぶりにイスタンブルへ帰ってきた。彼は件の装飾写本の作業を監督する叔父の手助けをするうちに、寡婦である美貌の従妹シェキュレへの恋心を募らせていくー東西の文明が交錯する大都市を舞台にくりひろげられる、ノーベル文学賞作家の代表作。国際IMPACダブリン文学賞(アイルランド)、最優秀海外文学賞(フランス)、グリンザーネ・カヴール賞(イタリア)受賞。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,100円

キャッチ=22〔新版〕 下 (ハヤカワepi文庫) [ ジョーゼフ・ヘラー ]

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ハヤカワepi文庫 ジョーゼフ・ヘラー 飛田 茂雄 早川書房キャッチトゥエンティーツーシンバンゲ ヘラー ジョーゼフ トビタ シゲオ 発行年月:2016年03月09日 予約締切日:2016年03月08日 ページ数:448p サイズ:文庫 ISBN:9784151200847 ヘラー,ジョーゼフ(Heller,Joseph) 1923年、ニューヨーク生まれ。第二次世界大戦中はアメリカ陸軍航空隊に所属、イタリアに出征している。終戦後はライターをしながら“エスクァイア”誌などに短篇小説を寄稿。8年を費やして書き上げた『キャッチ=22』(1961)は批評家から絶賛された。アメリカ文学の新たな地平を切り開いた書とも言われ、現在も全世界で熱烈な読者をもち、2005年に“タイム”誌により1923年以降の英語の現代小説ベスト100に選ばれた。長篇以外にも、戯曲、自伝などを執筆している。1999年没 飛田茂雄(トビタシゲオ) 1927年生、2002年没、早稲田大学大学院博士課程修了、中央大学名誉教授、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 昇進のために部下の出撃回数を増やす大佐。兵士を救わない軍医。身内にも敵がいるなか、仲間はあっけなく戦闘で死んでいく。ヨッサリアン大尉はあらゆる手段を用いて自分のいのちを守ろうとするも、キャッチ=22の壁が立ちはだかる。誰もが正体をつかめないのに、誰をも支配する軍規は、逃れられない悪夢を生み出し続ける。アメリカ文学に新たな地平を切り開き、今なお熱狂的な支持を得る戦争文学の名著。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,298円

ジャズ (ハヤカワepi文庫 トニ・モリスン・セレクション 0) [ トニ・モリスン ]

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ハヤカワepi文庫 トニ・モリスン・セレクション 0 トニ・モリスン 大社 淑子 早川書房ジャズ モリスン トニ オオコソ ヨシコ 発行年月:2010年02月10日 予約締切日:2010年02月08日 ページ数:336p サイズ:文庫 ISBN:9784151200595 モリスン,トニ(Morrison,Toni) 1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の『ソロモンの歌』(以上すべてハヤカワ文庫刊)は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、1987年発表の第五長篇『ビラヴド』でピュリッツァー賞を受賞した。1993年にはその多大な文学的功績に対し、アフリカン・アメリカンの女性作家としては初めてのノーベル賞が授与されている 大社淑子(オオコソヨシコ) 1931年生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1920年代の冬のある日、男が若い女を撃ち殺した。女は男の愛人だった。男の妻は女を激しく憎み、柩のなかの死者の顔に切りかかった。しかし、妻は次第に死んだ愛人のことを知りたいと思いはじめる。都会に暮らす男女のなかに生き続ける、時をさかのぼる憧憬と呪縛。過去、現在、未来を自由自在に往来しながら、饒舌な謎の語り手によって、事件の背景が明らかにされていく。ノーベル賞作家が卓越した筆致で描き出す衝撃作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 946円

パラダイス (ハヤカワepi文庫) [ トニ・モリソン ]

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ハヤカワepi文庫 トニ・モリソン 大社淑子 早川書房パラダイス モリソン,トニ オオコソ,ヨシコ 発行年月:2010年06月 予約締切日:2010年06月18日 ページ数:603p サイズ:文庫 ISBN:9784151200618 モリスン,トニ(Morrison,Toni) 1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の『ソロモンの歌』は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、1987年発表の第五長篇『ビラヴド』(以上すべてハヤカワ文庫刊)でピュリッツァー賞を受賞した 大社淑子(オオコソヨシコ) 1931年生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) どの土地からも拒絶された人々が作り上げた町ルビー。住民たちは町に誇りを持ち、固い絆で結ばれていた。しかし、長い時を経て町に生まれた不安や怒りは、次第に憎悪と化してゆく。そしてそれは町外れの修道院と呼ばれる屋敷に住むはぐれものの女たちに向けられた。ある夜明け、武装した男たちが修道院を襲撃したのだー。現代アメリカ文学の巨匠が渾身の力をこめて描き上げた、創世と崩壊の神話。ノーベル賞受賞第一作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,320円

忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]

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ハヤカワepi文庫 カズオ・イシグロ 土屋 政雄 早川書房 現在注文が集中しているため、お届けまでお時間がかかる場合がございますのでご了承下さい。BKSCPN_【bookーfestivalーthr】 ワスレラレタキョジン イシグロ カズオ ツチヤ マサオ 発行年月:2017年10月14日 予約締切日:2017年10月05日 ページ数:496p サイズ:文庫 ISBN:9784151200915 イシグロ,カズオ(Ishiguro,Kazuo) 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。一時はミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。2017年ノーベル文学賞受賞 土屋政雄(ツチヤマサオ) 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 遠い地で暮らす息子に会うため、長年暮らした村をあとにした老夫婦。一夜の宿を求めた村で少年を託されたふたりは、若い戦士を加えた四人で旅路を行く。竜退治を唱える老騎士、高徳の修道僧…様々な人に出会い、時には命の危機にさらされながらも、老夫婦は互いを気づかい進んでいく。アーサー王亡きあとのブリテン島を舞台に、記憶や愛、戦いと復讐のこだまを静謐に描く、ブッカー賞作家の傑作長篇。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,078円

すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) [ オルダス・ハクスリー ]

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ハヤカワepi文庫 オルダス・ハクスリー 大森 望 早川書房スバラシイシンセカイシンヤクバン ハクスリー オルダス オオモリ ノゾミ 発行年月:2017年01月07日 予約締切日:2017年01月06日 ページ数:384p サイズ:文庫 ISBN:9784151200861 ハクスリー,オルダス(Huxley,Aldous) 1894年、イングランドのサリー州生まれ。医者を志してイートン校に入学するが、角膜炎を患い退学。視力が回復するとオックスフォード大学のベイリアル・カレッジに入学し、英文学と言語学を学んだ。1916年に初の詩集となる『燃える車輪』を、1921年には初の長篇『クローム・イエロー』を刊行。以降も小説や評論を発表し続け、1932年に『すばらしい新世界』を刊行。オーウェル『一九八四年』と並ぶディストピア文学の祖として、現代にいたるまでさまざまな作品へ強い影響を及ぼしている。1963年没 大森望(オオモリノゾミ) 1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) すべてを破壊した“九年戦争”の終結後、暴力を排除し、共生・個性・安定をスローガンとする清潔で文明的な世界が形成された。人間は受精卵の段階から選別され、5つの階級に分けられて徹底的に管理・区別されていた。あらゆる問題は消え、幸福が実現されたこの美しい世界で、孤独をかこっていた青年バーナードは、休暇で出かけた保護区で野人ジョンに出会う。すべてのディストピア小説の源流にして不朽の名作、新訳版! 本 小説・エッセイ 外国の小説 小説・エッセイ その他 文庫 小説・エッセイ 880円

怒りの葡萄〔新訳版〕(下) (ハヤカワepi文庫) [ ジョン・スタインベック ]

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ハヤカワepi文庫 ジョン・スタインベック 黒原敏行 早川書房イカリノブドウ「シンヤクバン」 02 スタインベックジョン クロハラトシユキ 発行年月:2014年12月19日 予約締切日:2014年12月18日 ページ数:431p サイズ:文庫 ISBN:9784151200816 スタインベック,ジョン(Steinbeck,John) 作家、脚本家。1902年、カリフォルニア州サリーナスに生まれる。スタンフォード大学在学中から小説家を目指し、35年の『トティーヤ平』で一躍脚光を浴びると、『ハツカネズミと人間』(1937)など次々と問題作を発表した。ピュリッツァー賞を獲得した『怒りの葡萄』(1939)は一部の州で発禁になるなど賛否の激論を呼び、空前の大ベストセラーを記録。52年発表の『エデンの東』(ハヤカワ文庫刊)では、文学的名声を確固たるものとした。なお、62年には長年の功績に対しノーベル文学賞が授与された。68年没 黒原敏行(クロハラトシユキ) 1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 祖先が開拓した故郷の土地を捨て苦難と困窮の旅のすえ、約束の地カリフォルニアへとたどり着いたジョード一家。そこで迎えたのは、美しく豊かな果樹園や綿畑と、敵意にさらされながら低賃金のわずかな仕事を奪いあう過酷な日々だった…。歴史の荒波のなかで資本主義に翻弄される人びとの苦境を浮き彫りにし、時代を越えてなお世界じゅうで衰えぬ評価を受けつづける不朽の名作。ピュリッツァー賞受賞。映画化原作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 924円

詩神の声聞こゆ 犬は吠える2 (ハヤカワepi文庫) [ トルーマン・カポーティ ]

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犬は吠える2 ハヤカワepi文庫 トルーマン・カポーティ 小田島雄志 早川書房シシン ノ コエ キコユ カポーティ,トルーマン オダジマ,ユウシ 発行年月:2006年09月15日 予約締切日:2006年09月08日 ページ数:281p サイズ:文庫 ISBN:9784151200373 カポーティ,トルーマン(Capote,Truman) 1924ー84。ニューオーリンズに生まれ、19歳のときO・ヘンリー賞を受賞した短篇「ミリアム」でデビューした。処女長篇『遠い声 遠い部屋』で文壇の注目を集め、南部の輝かしい星、早熟の天才と呼ばれた。その後、様々な小説技法を試みる一方、ジャーナリズムに関心を示し、中篇『ティファニーで朝食を』、短篇編『夜の樹』、戯曲『草の竪琴』を発表、映画脚本も手がけた。1966年にはノンフィクション・ノヴェルの大作『冷血』を出版。晩年は、アルコール依存症と薬物中毒に苦しみ、84年に心臓発作のため急逝した 小田島雄志(オダシマユウシ) 1930年生、東京大学名誉教授、東京芸術劇場館長、英文学者、演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 詩神の声聞こゆ/お山の大将/文体ーおよび日本人 オール黒人キャストのミュージカル『ポギーとベス』の公演を、冷戦下のソ連で成功させるべく奮闘するアメリカの劇団とともに過ごしたどたばたの日々を熱気たっぷりに描く著者初のノンフィクション・ノヴェル『詩神の声聞こゆ』。京都で映画撮影中のマーロン・ブランドを取材し、彼の生い立ちや人生観を赤裸々に暴き出したルポルタージュ『お山の大将』に加え日本人についてのエッセイも収録。カポーティ・ファン必読の一冊。 本 人文・思想・社会 文学 その他 文庫 小説・エッセイ 814円

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫) [ アゴタ・クリストフ ]

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ハヤカワepi文庫 アゴタ・クリストフ 堀茂樹 早川書房ダイサン ノ ウソ クリストフ,アゴタ ホリ,シゲキ 発行年月:2002年03月 予約締切日:2002年03月08日 ページ数:266p サイズ:文庫 ISBN:9784151200168 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 946円

恥辱 (ハヤカワepi文庫) [ J.M.クッツェー ]

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ハヤカワepi文庫 J.M.クッツェー 鴻巣友季子 早川書房チジョク クッツェー,J.M. コウノス,ユキコ 発行年月:2007年07月 ページ数:348p サイズ:文庫 ISBN:9784151200427 クッツェー,J.M.(Coetzee,J.M.) 1940年、南アフリカのケープタウン生まれ。コンピュータ・サイエンスや言語学を南アフリカとアメリカで学ぶ。1974年、『ダスクランド』で長篇デビュー。『石の女』(1977)と『夷狄を待ちながら』(1980)で、南アフリカで最も権威あるCNA賞を受賞。1983年に発表した『マイケル・K』で、英国のブッカー賞、フランスのフェミナ賞を受賞するなど世界中で高く評価される。1999年発表の『恥辱』で、史上初の二度目のブッカー賞を受賞。2003年にはノーベル文学賞を受賞した。同年には『エリザベス・コステロ』(早川書房刊)を発表している。2002年よりアデレード大学で客員研究員となり、オーストラリアで執筆活動を行なっている 鴻巣友季子(コウノスユキコ) お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 52歳の大学教授デヴィッド・ラウリーは、2度の離婚を経験後、娼婦や手近な女性で自分の欲望をうまく処理してきた。だが、軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発されると、人生は暗転する。大学は辞任に追い込まれ、同僚や学生からは容赦ない批判を受ける。デヴィッドは娘の住む片田舎の農園へと転がりこむが、そこにさえ新たな審判が待ち受けていたー現代文学史上に輝く、ノーベル賞作家の代表作。ブッカー賞受賞。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 990円

侍女の物語 (ハヤカワepi文庫) [ マーガレット・アトウッド ]

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ハヤカワepi文庫 マーガレット・アトウッド 斎藤英治 早川書房ジジョ ノ モノガタリ アトウッド,マーガレット サイトウ,エイジ 発行年月:2001年10月 ページ数:573p サイズ:文庫 ISBN:9784151200113 アトウッド,マーガレット(Atwood,Margaret) 小説、詩、評論、児童書などさまざまな分野で精力的に活躍するカナダの代表的作家。1939年、カナダのオタワに生まれる。トロント大学、ハーバード大学などで英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭をとる。1966年、詩集The Circle Gameでデビューし、カナダ総督文学賞を受賞。1969年発表の初の長篇小説『食べられる女』では結婚を前にした働く女性の自我の危機を鋭く描き、文壇に衝撃を与えた。1986年には『侍女の物語』で2度目のカナダ総督文学賞を受賞。不気味で諷刺に満ちた未来社会がジャンルを超えた幅広い読者を魅了し、世界中に彼女の名を知らしめた。2000年には長篇小説The Blind Assassinでブッカー賞を受賞した 斎藤英治(サイトウエイジ) 1957年生、慶応義塾大学文学部卒、明治大学大学院英文科修了、翻訳家、映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 侍女のオブフレッドは、司令官の子供を産むために支給された道具にすぎなかった。彼女は監視と処刑の恐怖に怯えながらも、禁じられた読み書きや化粧など、女性らしい習慣を捨てきれない。反体制派や再会した親友の存在に勇気づけられ、かつて生き別れた娘に会うため順従を装いながら恋人とともに逃亡の機会をうかがうが…男性優位の近未来社会で虐げられ生と自由を求めてもがく女性を描いた、カナダ総督文学賞受賞作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,320円

越境 (ハヤカワepi文庫) [ コーマック・マッカーシー ]

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ハヤカワepi文庫 コーマック・マッカーシー 黒原敏行 早川書房エッキョウ マッカーシー,コーマック クロハラ,トシユキ 発行年月:2009年09月 ページ数:675p サイズ:文庫 ISBN:9784151200564 マッカーシー,コーマック(McCarthy,Cormac) 1933年、ロードアイランド生まれ。大学を中退すると、1953年に空軍に入隊し四年間の従軍を経験。その後作家に転じ着々と評価を高め、「国境三部作」の第一作となる第六長篇『すべての美しい馬』(1992)(ハヤカワepi文庫)で全米図書賞、全米批評家協会賞をダブル受賞した。その後、三部作の続篇となる『越境』(1994)『平原の町』(1998)を発表。第九長篇『血と暴力の国』(2005)を原作とした映画『ノーカントリー』は、2008年アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した 黒原敏行(クロハラトシユキ) 1957年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 十六歳のビリーは、家畜を襲っていた牝狼を罠で捕らえた。いまや近隣で狼は珍しく、メキシコから越境してきたに違いない。父の指示には反するものの、彼は傷つきながらも気高い狼を故郷の山に帰してやりたいとの強い衝動を感じた。そして彼は、家族には何も告げずに、牝狼を連れて不法に国境を越えてしまう。長い旅路の果てに底なしの哀しみが待ち受けているとも知らずー孤高の巨匠が描き上げる、美しく残酷な青春小説。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,210円

事件の核心 (ハヤカワepi文庫) [ グレーアム・グリーン ]

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ハヤカワepi文庫 グレーアム・グリーン 小田島雄志 早川書房ジケン ノ カクシン グリーン,グレーアム オダジマ,ユウシ 発行年月:2005年12月15日 予約締切日:2005年12月08日 ページ数:537p サイズ:文庫 ISBN:9784151200335 グリーン,グレアム(Greene,Graham) イギリスを代表する作家であるとともに、20世紀のもっとも偉大な作家のひとり。1904年10月2日、ロンドン北西のバーカムステッド生まれ。オックスフォード大学卒業後、1926年から「ザ・タイムズ」に勤務。1929年に『内なる私』で文学界に登場した後、「ザ・タイムズ」を退社して作家活動に入る。第二次大戦中は情報活動に従事していた。『ブライトン・ロック』(1938)と『権力と栄光』(1940)で作家としての地位を確立し、『事件の核心』(1948)、『情事の終り』(1951)で世界的な名声を得た。『ヒューマン・ファクター』(1978)はスパイ小説の傑作として名高い。代表的なカトリック作家で、自らの作品を「ノヴェル」と「エンターテインメント」に分類したことでも知られる。1991年4月3日死去 小田島雄志(オダシマユウシ) 1930年生、東京大学名誉教授、東京芸術劇場館長、英文学者、演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 西アフリカの植民地で警察副署長を務めるスコービーは、芸術家肌で気まぐれな妻ルイーズに手を焼いていた。南に移住したいという妻の願いを叶えるため、彼は地元の悪党に金を借りて費用を作り、彼女を送り出す。間近に迫った彼の引退まで別居生活となるが、それが彼女の希望だった。だが、やもめ暮らしをはじめたスコービーの前に、事故で夫を失った若い女ヘレンが現われ…英文学史上に燦然と輝く恋愛小説の最高傑作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,100円

怒りの葡萄〔新訳版〕(上) (ハヤカワepi文庫) [ ジョン・スタインベック ]

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ハヤカワepi文庫 ジョン・スタインベック 黒原敏行 早川書房イカリノブドウ[シンヤクバン] 01 スタインベックジョン クロハラトシユキ 発行年月:2014年12月19日 予約締切日:2014年12月18日 ページ数:447p サイズ:文庫 ISBN:9784151200809 スタインベック,ジョン(Steinbeck,John) 作家、脚本家。1902年、カリフォルニア州サリーナスに生まれる。スンタフォード大学在学中から小説家を目指し、35年の『トティーヤ平』で一躍脚光を浴びると、『ハツカネズミと人間』(1937)など次々と問題作を発表した。ピュリッツァー賞を獲得した『怒りの葡萄』(1939)は一部の州で発禁になるなど賛否の激論を呼び、空前の大ベストセラーを記録。52年発表の『エデンの東』(ハヤカワ文庫刊)では、文学的名声を確固たるものとした。なお、62年には長年の功績に対しノーベル文学賞が授与された。68年没 黒原敏行(クロハラトシユキ) 1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 一九三〇年代、アメリカ中西部の広大な農地は厳しい日照りと砂嵐に見舞われた。作物は甚大な被害を受け、折からの大恐慌に疲弊していた多くの農民たちが、土地を失い貧しい流浪の民となった。オクラホマの小作農ジョード一家もまた、新天地カリフォルニアをめざし改造トラックに家財をつめこんで旅の途につくー苛烈な運命を逞しく生きぬく人びとの姿を描き米文学史上に力強く輝く、ノーベル賞作家の代表作、完全新訳版。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 924円

昏き目の暗殺者 上 (ハヤカワepi文庫) [ マーガレット・アトウッド ]

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ハヤカワepi文庫 マーガレット・アトウッド 鴻巣 友季子 早川書房クラキメノアンサツシャジョウ アトウッド マーガレット コウノス ユキコ 発行年月:2019年09月28日 予約締切日:2019年07月09日 ページ数:464p サイズ:文庫 ISBN:9784151200960 アトウッド,マーガレット(Atwood,Margaret) 小説、詩、評論、児童書などさまざまな分野で精力的に活躍するカナダの代表的作家。1939年、カナダのオタワに生まれる。トロント大学を卒業。ハーバード大学大学院などで英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭を執る。デビュー作の詩集The Circle Gameで1966年にカナダ総督文学賞を受賞。1969年に初の長篇小説『食べられる女』を発表。1985年に発表した『侍女の物語』(ハヤカワ文庫)は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と二度目のカナダ総督文学賞を受賞した。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞およびハメット賞を受賞。トロント在住 鴻巣友季子(コウノスユキコ) お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ。あれは本当に事故だったのだろうか?年老い孤独に暮らす姉アイリスは、釦工業で財をなした町いちばんの名家だった家族の歴史と姉妹の来し方を振り返っていく…。ローラの手になる小説『昏き目の暗殺者』、次々と亡くなっていく親族たちの死亡記事、そして老女の回想が織りなすある一族の波瀾の歴史。稀代の物語作家が圧倒的想像力で描くブッカー賞、ハメット賞受賞作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ 1,320円