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商品説明価格

バルバネラ / ネロ ディ トロイア プーリア [2016] 赤ワイン 750ml / イタリア トスカーナ IGTトスカーナ (東京実業貿易) BARBANERA NERO DI TOROIA PUGLIA

ワインの専門店・紀伊国屋リカーズ
 NERO DI TOROIA PUGLIA  ネロ・ディ・トロイア プーリア 色赤ワイン ヴィンテージ品名に記載 産地イタリア トスカーナ 原産地呼称DOCGキャンティ 品種ネロ・ディ・トロイア ALC度数13% 飲み頃温度16-18℃ ◆専門誌評 [2016]ルカ・マローニ2018にて 94点獲得  BARBANERA  バルバネラ 年間ベストイタリアワインにも同時に選出 1938年創立の老舗で、トスカーナを中心に展開する バルバネラ社  辛口な批評でも有名、イタリアを代表する権威あるワイン誌ルカ・マローニ誌にて満点評価の99点獲得も。  年間で最高のイタリアワイン という称号も得ています。  コストパフォーマンス抜群のワインを多数輩出している秀逸なバルバネラ社です。 ワインのヴィンテージについて こちらのアイテムは、予告なくヴィンテージが変更となる場合がございます。正確なヴィンテージが必要な場合は、購入される前にメールにてお問合せ下さいませ。※掲載画像はイメージです。お届けの品のラベルイメージ、ヴィンテージが異なる場合がございます。 メーカー希望小売価格はメーカーサイトに基づいて掲載しています。 1,568円

ザントス ジンファンデル "リザーヴ オールド ヴァイン" カリフォルニア [2020] (正規品) Xanthos Zinfandel Reserve Old Vine [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ロダイ][750ml]

カリフォルニアワインのYANAGIYA
[収穫] Alive Tasting ◎嬉しい出会い。 千円台、そして高級品に傑作が多いことから、どうしてもその中間の2~3千円台ジンファンデル探しは億劫になってしまうものですが、久々の出物発見となった「当たり」がこちらの『ザントス』。 出会いは2022年3月に開催された、「ALIVE TASING 東京」にて。当日最高の収穫となりました。 ▼ ALIVE TASTING TOKYO 2022.3.10 2022年3月、カリフォルニアワイン協会により目黒は雅叙園で開催された「アライブ・テイスティング」に参加させて頂きました。 これは以前まで「グランド・テイスティング」と名乗っていたもので、今年は全43社が参加。単純に一社10アイテムとしても400本以上(実際には遥かに多いです)が出展されるという、国内最大規模の大試飲商談会となっております。 それだけに全てのワインに触れるのは到底不可能ですが、気になったワインをあれこれ試飲させて頂き、その中でも特に素晴らしかったベスト・ボトルをご紹介させて頂ければと思います。 そして当試飲会、私的ベストとさせて頂いたジンファンデルが、この『ザントス』です(’18年にて)。 今回、「テーマ産地」としてロダイが選ばれており、例年よりも随分とジンファンデルの出展が多く、必然的に激戦カテゴリーとなったわけですが、そんな中でもこのザントスのコスパはぴっかぴかに光っていました。 ジンらしい官能的な甘みの旨味があるつつ、しかし決して享楽的…というのではなく、したたかで、どこか知的な印象もあり、艶と品とに挟まれた私は、すっかり気に入ってしまいました。 ▼プレシジョン(Precision Wine Co.) LA育ちのトレヴァー・シーハン(Trevor Sheehan)は大学時代、地元のワインショップで働いたことでワインにのめり込みます。自ら蒐集家となり、ワイン産地を訪れ、果てにはDRCに招待されて樽から直接ワインを試飲する機会にも恵まれます。後に自ら卸売業を立ち上げるまでになったある日、飲んだワインのコルクに電話番号が刻まれており、気になって電話をかけたところ、手掛けた醸造家と知り合うこととなり、それがきっかけで自らもワイン造りの道へ。 最初に手掛けたワインは、およそ8樽の、ベクストファー・ヴィンヤードからのシャルドネと、ハウエル・マウンテンからのカベルネ。それを自ら車で運び、ショップやレストランで売り歩いたそうです。そんなパッションの詰まった彼のワインはたちまち評判となり、2010年に100箱からスタートした年間生産量は、あれよあれよというまに50万ケースに届こうか…という勢い。 現在13のオフィシャル・ブランドを抱え、依頼を受けて造るカスタム・レーベルを含めると40以上のワインを作成。日本には『プレシジョン』『ナヴィゲーター』『ウィンドストーム』『ガブリエル・アシュレイ』『オクトポーダ』などが輸入されています。 …ということで、ザントスはプレシジョンのいちレーベル。’16年から輸入開始、’18年が弊社初登場。’19年は輸入なしで、最新ヴィンテージは’20年となります。 ◎ザントス(Xanthos) ザントスとは、ギリシャ神話に登場する、二頭の不死の馬の一方(バリウスとザントス)の名前から。 トロイ戦争中に戦車を引く馬として活躍したそうです。 様々な品種を手掛けていますが、ジンファンデルはロダイの樹齢50年前後の樹からのフルーツがメインだそうで、オールド・ヴァインを名乗ります。 新樽比率60%のアメリカン・オークにて15ヵ月の樽熟成。度数は15%ありますが、ヒート感を感じさせないバランスがあります。 ◎ヴィンテージが2020年になりました。【2024.3更新】 前作にも通づる照りのあるガーネットの色合いから、甘みを含んだブラックチェリーと、熟れたブラックプラムの香り。 ビロードにもある滑らかな舌触り、粘性のあるリッチな果実の旨味が、量感を持って口いっぱいに広がるあたりも’18年同様。 ただ、’18年はこの妖艶さの中にエレガンスや格調がありました。 対して’20年はどこかほわっとして優しげな印象。 ですので締まりやバランスとしては’18年、とっつきやすさは’20年、といったところでしょうか。 軽い梅の香味のある優しい酸味を感じさせながらも、熟れたブラックチェリーとブラックプラムの甘み、オークや干し葡萄の甘みの旨味が重なり、フィニッシュには艶めいた色っぽい甘美な旋律が流れます。 ●ジン固有のキャラと甘みが良く乗った、ロダイのオールド・ヴァインらしい美味しいジンファンデルです。 ■180本完売! 36本追加いたしました。 3,465円

リヴァーズ マリー ピノ ノワール ソノマ コースト [2022] (正規品) Rivers Marie Pinot Noir Sonoma Coast [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]

カリフォルニアワインのYANAGIYA
[破格の] 贅沢AVA版 ◎トーマス・ブラウンのピノが6,000円台… 2013年の2月26日、待望の日本解禁を迎えたリヴァーズ・マリー正規蔵出し品。私イナムラ的に、登場以来から今日まで「安すぎる」と申し上げ続けているピノ・ノワールが、こちらのAVA版。 勿論、6,000円台(税別6,980円)という価格帯は、決して安価なワインなではありません。 ただ、現代ナパで最も偉大な醸造家の一人とされるトーマス・ブラウンが自ら手掛け、生産は極少、使用果実は最高品質…。 そんなソノマ(それもコースト)産のピノ・ノワールがこの価格というのは、個人的には「破格」と感じます。価値から言えば、"ソノマ・コースト最安"と言いたくなるピノです。 飲んで頂ければ、その美味しさが何よりの根拠となりましょう。 ◎恵まれたセレクションから行う最高の仕込み。 生産が無かったこの間、リヴァーズ・マリーでは開放的で美しい新たなテイスティング・ルーム(冒頭看板画像がそれ)をオープン。 公式サイトもリニューアルされ、こうした周りの環境を整える良い時間となりました。 そして迎えた’21年、’22年は、溜め込んだメイキングへのパッションを開放するかのように、素晴らしい仕上がりとなっています。 トーマス曰く、ピノ・ノワールのAVA版は、シャルドネのAVA版、カベルネのAVA版に比べて、使用する果実の選択肢が多様で、しかも量があることから、より贅沢に、より品質に優れた選別を行うことができるのだそうです。 今作のテクニカル・シートは未着ですが、前作は4つの特級畑からの果実調達でした。本来であればシングルになれるクオリティのものも含まれ、それをAVA版に割いてもなお、十分に単一畑ワインの量が確保できたとか。 結果、ダナックも「ホントにワンランク上の品質だ」…として【JD95点】を付与。 リヴァーズ・マリーには8つのシングル・ピノがありますが、うち2つのシングルを超え、2つのシングルと同点。こんなAVA版、ちょっとありません。 一方で、トーマス・ブラウン自身はこうも語っています。「難しいワイン」と。これは何を意味しているのでしょうか?(後半へ) ▼リヴァーズ・マリー(Rivers-Marie) ご存知のようにトーマス・ブラウンのクライアントは殆どがナパ・ヴァレー産のカベルネ系ワインを主力とする造り手。しかし奥様ともども自身が好んで飲むのはピノ・ノワールだそうで、自らを「ピノの熱狂的愛好家」と述べます。そんなこともあり、自らのプライヴェート・レーベルではピノ・ノワール造りからスタートしました(カベルネ、シャルドネも後に追加)。 公式初リリースの’02年より一部では大変な話題となっていましたが、アドヴォケイト誌への初陣となった2011年(ヴィンテージにして’09年)、初掲載で【RP95点】という強烈なインパクトを読者に残し、以降価格は上昇の一途。上記画像でも当たり前のように$100越えやオークション表記が見られますが、驚くべきは、それらが特別なシングルやキュヴェのみならず、スタンダードなAVAラインをも対象としていること。 WA誌への初掲載のあったその年、ピノのリリースを開始したリヴァーズ・マリーには僅か3時間で1200件ものオーダーが殺到。これはその前年の一日のセールス・レコードであった600件を、僅か三時間で超えるものでした。 こちらでのご案内はAVA版のソノマ・コースト。トーマス・ブラウンが「難しい」と語ったボトルです。その意味とは…? ◎ソノマ・コースト(Sonoma Coast) 収量激減となり、例年の3~4割減となったヴィンテージが’22年。 今作のテクニカル・シートは未着ですが、前作は『オクシデンタル・リッジ』、『ジョイ・ロード』、『シルヴァー・イーグル』、そしてなんと『スーマ』をも含む、四つ畑からのブレンドでした。 この贅沢な内容、かつ高い品質にもかかわらず、トーマス・ブラウンは、「AVAワインとしては、難しいかもしれない」と語っています。 というのも、本来開けたてでも美味しく飲めることが理想的なAVA版にあって、彼のAVA版はモノが良すぎて、本格的な長熟ワインになってしまった…というなんとも贅沢すぎる悩みを吐露していたのです。 元々、トーマス・ブラウンは「我々は、このワイン(AVA版)を、単一畑の下級版として造ったことは一度もない。畑(収穫基準)においても、ワイナリー(醸造基準)においても、全てのロットにおいて同様のアプローチを行っている。」と語っています。 そのため、このAVA版が長熟タイプになってしまうことも、時にシングルの出来を超えてしまうことがあるのも、おかしなことではないのです。 ザクロ、挽いたハーブ、プラム、ブラックチェリーを特徴とするフレーバー。果実味とのバランスをとるスモーク、土、春の花などの香ばしいノート。 ピノとしてはしっかりしたタンニン。 例年どおり、新樽は殆ど使用していないため、オークよりも果実やタンニンを感じる構成となっています。 因みに私イナムラ@てんちょが2018年3月に恵比寿ウエスティンにて開催された、グランド・テイスティング東京にて試飲した際には、『フェイラ』とこのリヴァーズ・マリーの両エントリー版が、当日のトップ2Valueとなりました。 このワインは、ブルゴーニュにはそうない、安定的で持続的な官能溢れるピノの魅力を、裏切ること無く常に振りまいてくれる、ソノマ・ピノの宣教師のような存在です。 ※少量ですが、バック・ヴィンテージの’21年もご用意。合わせてチェック下さいませ。 ●「このワインがこの価格に存在しているということは、とんでもなく凄いことだ…」と語る人が少ないことを、不思議にすら思うほどのピノです。 ■252本完売! 24本追加いたしました。 ■ジェブ・ダナック95ポイント ■ヴィノス93ポイント ■ワインスペクテイター誌93ポイント 7,678円

トリム (byシニョレッロ) シャルドネ ルシアン リバー ヴァレー [2023] (正規品/シニョレロ) Trim by Signorello Chardonnay [白ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]

カリフォルニアワインのYANAGIYA
[RP98輩出元] 破格版 ◎何です、このシャルドネは…総合力高き、完全ダークホース! 2018年3月に開催されたカリフォルニア・グランドテイスティング東京。 当日、個人的な「大穴」ともいえる、ベスト掘り出し物アイテムがこのワイン、『トリム』でした。 透明感と果肉感の両立がこの上なく素晴らしく、クリーンな酒質の中に複雑味を湛えており、さほど知られていないブランドの、何の評価もない無印ワインとは思えぬほどの総合力高きシャルドネなのです…美味! ◎意外なRP98点ゲッター? ところで、2024年現在、パーカー監修ワイン・アドヴォケイト誌上にて、【RP98点】に到達したナパ・シャルの現役メーカー(現在も該当品を生産している造り手)がどの程度存在するかご存知でしょうか? 答えは"6社のみ"。1978年のWA誌創刊以来で、たったのこれだけなのです。 その6社とは、まずは『コングスガード』に『オベール』の両パーフェクト・ゲッター。 それから『ハドソン』に『デュモル』、そして『キスラー』。 で、問題は最後の一つ…それが、、、『シニョレッロ』。 意外に思われるでしょうか?そして今回ご案内の『トリム』とは、そんなナパ現役6大98点シャルドネ・ゲッターのシニョレッロが新たに立ち上げたお値打ち版アナザー・レーベルなのです。 だとするならば、この驚きのグレードも、決してマグレ当たりなどではない根拠の一つである…と言えるかもしれません。 ▼シニョレッロ・エステート(Signorello Estate) カルト・ロードと呼ばれる29号線と並行してヴァレーを走る、東側のメイン・ロード、「シルヴァラード・トレイル」。この道を南下し、オークノール地区に入ると見えてくるワイナリーが『シニョレッロ』(おとなりは『ダリオッシュ』)。 1977年にレイモンド・シニョレッロが畑を購入して植樹。1980年の初収穫以来、数年間は栽培家として過ごしますが、1985年より元詰めを開始。翌年にワイナリーを建設して本格的に始動します。ただし栽培家時代の成功を受けての転身ではなく、元から元詰めありきの構想を練っており、専業グロウワーは、その準備段階であったそうで、元詰め直後にすぐさま頭角をあらわしたのも、この周到な計画あってのこと。 1980年代より息子のレイモンドJr.も参画し、父レイが62歳の若さで他界してから現在まで、地区内でも最も優れた当主の一人として名を馳せています。 それにしても「意外」ですよね、ナパのトップ・シャルドネの中に、シニョレロの名が入ってくるとは。 実は2010年、シニョレッロにコンサルタントとして招かれたニュースが流れ、「シニョレッロを次のレベル…ワールド・クラスのワイナリーに引き上げるだろう」と報じられた人物がいます。 それが、ルック・モレ(Luc Morlet)。そう、『ピーター・マイケル』 の元ワインメーカーであり、後に『モレ・ファミリー・ヴィンヤーズ』を立ち上げた天才醸造家です。 現在では既に係わり合いは無く、またどの程度在籍していたのかは不明ですが、シニョレッロが初めてRP93点に到達したヴィンテージが1990年。以来20年以上もこれを超えることができずにいたのに、2013年にこれを更新し、そしてその二年後に突如98点到達。 この怒涛の躍進の裏には、「何かある」と思わざるを得ません。もしそれが彼の残した技術なり、コツだ…というのならば腑に落ちます。 ▼トリム(Trim by Signorello) 勿論、上記の話は全て本家シニョレッロ「エステート」版でのお話。こちらのトリムは、前回カベルネのをご案内させて頂いた『エッジ』同様、彼らが買い付け葡萄を用いて手掛けるリーズナブル版です。 エッジがナパやソノマなどの買い付け葡萄を用いているのに対し、トリムは更に分母を広域なカリフォルニア全体にまで広げており、その分お値段もよりお値打ちとなっています。 ※なお、この’22年はなんと100%ソノマ産、それも100%ルシアン・リバー・ヴァレー産だそうです。ワオ! トリムは「複雑さ、エレガンス、コク」を持ったワインを「ヴァリューある価格で」実現したラインとのこと。簡単に言いますが、それはどんな造り手でも目指すところであり、何よりも難しいこと。それをサラっとやってのけるあたりは流石です。 自ら「Only one master blend per vintage.」と述べており、ブレンド・スキルによほど自信が無ければこうは語れません。 ◎ヴィンテージが2023年になりました。【2025.4更新】 (※未試飲につき、以下に前作コメントを残します。) ロースティーでオーキーな主張の中に、ハニーや完熟の果実甘味が溢れた、パッションフルーツの圧倒的で多彩な旨味。 ただ前作同様、旨味がクリアで爽やかな膨らみがあり、豊かな酸味とのバランスが絶妙なため過熟感やくどさを一切感じさせないんですよね。 クリーミーで粘性のある舌触りに、バターの風味やローストナッツ、マロン・クリームあるいはフルーツ・タルトなどの風味や美味しさを感じさせ、高級感やゴージャスさの抱え込みは、価格帯トップ級。総合力としても2000円台随一です。 フィニッシュにあるほろ苦みとスパイスの芳ばしさも心憎く、透明感と肉厚感の交差、それをまさに「このポイントしかない」という見事な点で穿ったシャルドネであり、その巧みな調和の匙加減が本当に素敵です。 ハドソンやデュモルに、2000円台のシャルドネがあるでしょうか?勿論オベールやコングスガードにも…。つまるところ、税別とはいえ、98点ナパ・シャル輩出元唯一の2000円台シャルドネでもあります。 ◎シニョレッロは長らく日本への輸入が途絶えていましたが、その間に驚くべき高品質なアプローチ版を完成させていました。 ■240本完売! 36本追加いたしました。 ■スクリューキャップです。コルクはついておりません。 3,135円

プロヴィナンス ヴィンヤーズ カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー [2019] (正規品) Provenance Vineyards Cabernet Sauvignon Napa Valley [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml]

カリフォルニアワインのYANAGIYA
[当日] Best Cab.!! ● 2024年2月、パレスホテルにて開催された、国内最大規模のカリフォルニアワイン試飲会、アライブ・テイスティング東京(旧グランド・テイスティング)に参加させて頂きました。中でも当日の私的ベスト・カベルネが今作でした。 →当日ベスト・ジンファンデルはこちら。 →当日ベスト・ピノはこちら。 ◎15年ぶりのカムバックは、リーズナブル系ナパの最高峰として! そしてこのワインは、アライブ・テイスティングでの私的ベスト・カベルネというだけではありません。 この価格帯で飲める、所謂「ヴァリュー系ナパ」の中でも、現状最強銘柄の一つだと断言できます。 深く上品な香りは、万円格のナパにも張るもの。 品格あるなんとも優美な高級感にもやはりこの価格とは思えぬものがあり、これほどの美しきまとまりを、6,000円台で楽しめるナパはそうありません。 そんなプロヴィナンスの名を聞いて、「おっ?懐かし~っ…!」と思われた皆様は、相当のナパ通。 ◎新オーナーとなり、待望の日本正規輸入復活。 プロヴィナンスといえば、今や販売数量全米【第15位】の規模を誇る超・巨大企業となった『ダックホーン』で醸造家を22年間務め、その成功の礎を築いた偉大なるワインメーカー、トム・リナルディの新たな傑作として’99年に誕生したブランド。 2000年一桁代の中盤頃までは日本にも正規輸入があり、その上位版である『ヒューイット』と共に、当店でも大好評博した人気レーベルでした。 しかしオーナーがディアジオ社に移ってしまったタイミングで正規輸入も打ち切られ、以降長らく日本では飲めなくなっていた銘柄です。 当店からのご案内も、ヴィンテージにしておよそ15年ぶり…なのですが、プロヴィナンスをご存知の方は驚かれたのではないでしょうか。「ちょっとまった、15年も経っているのに、価格が変わっていない!?」と。 いえ、実は"むしろ当時より「安く」なっている"のです。 これだけナパ・カベが高騰している最中、ラザフォードの銘醸が15年前より安いっておかしくない?と思われるかもしれませんが、そのあたりの事情も含め、下記よりブランド詳細、お話させて頂きます。 ▼プロヴィナンス(Provenance) 初代醸造長は、『フリーマーク・アビィ』で活躍し、その後『ダックホーン』に22年間務めた偉大なる醸造家、トム・リナルディ。 シャローン・グループの一員として1999年にスタートした『プロヴィナンス』は、その品質の素晴らしさから大手の目に止まり、ディアジオ社→トレジャリー・ワイン・エステートと、大資本が歴代のオーナーに。 そして2021年、WE誌より「最も値打ちあるカリ・カベの一つ」と賞賛される『トーマス・アレン・ワイナリー』のロンバルディ家の所有となりました。 嘗てはラザフォードの自社畑産だったプロヴィナンスですが、リーズナブル・ワインを得意とするアレン・ロンバルディは、これをヴァレー縦断のナパ各地からのブレンドに変更。 プロヴィナンスはこれによりリーズナブルなナパ・カベへと生まれ変わったのです。 もしもラザフォード産カベルネのままだったら、恐らく倍以上の額になっていたことでしょう。なお、当時のラザフォードの自社畑は売却されており、どこが取得したかと言えば、ファー・ニエンテ。 YANAGIYA実店舗にてお買い物をして頂いている方であればご存知かと思いますが、実は日本正規輸入は’17年から。 ところが店頭販売があまりに好評で、Web掲載前にすべて完売してしまいました。 ’18年は輸入なしで、一年飛び、この’19年が復活二発目のヴィンテージとなります。 ◎ナパ・カベルネ 嘗てはラザフォードの自社畑産だったプロヴィナンスですが、この’19年は、『ケイマス』のように、ナパ各地からのフルーツを用いたヴァレー縦断ナパ・カベとなっております。 ただ現在でもラザフォード産が最も多く23%、次点がカリストガの19%で、残りもオークヴィル、ダイヤモント・マウンテン、ハウエル・マウンテン、セント・ヘレナらの果実が含まれます。 カベルネ・ソーヴィニヨン95%に、プティ・ヴェルド、フラン、メルローなどで残りの5%。 ナイト・ハーヴェストした果実を、ステンレスタンクで醗酵後、新樽比率35%のフレンチ・オーク樽で18ヶ月熟成。 ◎James Suckling(2023.9)より 【JS93点】 「Intense aromas of rich currants, tapenade, grilled red pepper and dark chocolate. Broad, ripe and structured on the palate with ample tannins and a long yet vertical finish. Opulent but refined.」 同じくナパのリーズナブル・カベルネの筆頭として知られるも、現在一万円を超えてしまった同年の『ターンブル』がサックリング92点ですから、如何に高い評価であるかがお分かり頂けるかと思います。 ◎試飲しました。【2024.2】 照りの有る美しきガーネット・カラーから、上品に漂う深く素晴らしい香り。 飲めばどこまでも柔らかくジューシーな舌触りで、ビロードの心地よさ。 しかし艶やかな酸と、豊富なマロミある上質なタンニンにより、芯はしっかりと形成されています。 しっとりとして味わい深く豊満な風味にも締まりがあり、旨味がストレートやって来て、楽しんで頂くための注意事項が何も要りません。 飲めばわかるその美味しさ。どなたにも、その多層かつ分かりやすい旨味が、容易にお楽しみ頂けます。 造り込まないナチュラルな旨味に、穏やかな甘みのある控えめな樽の香味。 あるがままの姿を大切に使用という造りの誠実さや丁寧さを感じさせ、その大きな旨味にもかかわらず、どれだけ飲んでも飽きが訪れません。 豊満な旨味の造りにして、清麗さと高級感ある余韻へと導く、これはフェミニン・フィーリングのナパ・カベの傑作です(より男性的スタイルなら『バーマイスター』がおすすめ)。 ●ワイナリー$42(@150円換算で約6,300円)と、現地と同額。本来であれば、あと1.2~3倍してもおかしくないナパ・カベだったりします。旨すぎて当然!? ■ワインエンシュージアスト誌93ポイント ■ジェームス・サックリング93ポイント 6,930円

リッジ ヴィンヤーズ プティ シラー "リットン エステート" ドライ クリーク ヴァレー [2017] (正規品) Ridge Vineyards Petite Sirah Lytton Estate [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][PSY][750ml]

カリフォルニアワインのYANAGIYA
◎当日最大のサプライズ。 2018年3月に開かれた、「グランド・テイスティング東京2018」。いつくかの素敵な出会いがあった中で、当日最も驚かされた、サプライズ・ワインがこちら…リットンのプティ・シラー、当時は’14年でした。 「リッジのプティ・シラー!?」とその久々すぎる再会に感激。一体いつ以来でしょう…直近9年間まで仕入れを遡りぼりましたが、発見できませんでしたので、短く見積もっても9年ぶりでした。 ▼ 出会いはGRAND TASTING TOKYOにて。 2018年3月、恵比寿ウェスティンにて開催された、カリフォルニアワインインスティテュート主催、米国ワイン主体としては国内最大規模の試飲会、「グランド・テイスティング・東京」に参加させて頂きました。 カリフォルニア・ワインを扱うほとんどのインポーターさんが集結するだけあり、某大な種類の品々が出展され、とても全てを飲み切ることはできません。以下は、私イナムラ@てんちょが飲んだ範疇では…との注釈付きですが、ピノ・ノワールで当日のベストと感じた作品が頭一つ抜けて『フリーマン・アキコズ・キュヴェ』の’14年。本当に素晴らしいものでした。 そのほか、素敵な出会いが複数ありましたが、中でも最も驚いた、当日最大のサプライズがこのワインでした。 最後にご案内させて頂いたリッジのプティ・シラーは、確か『ヨーク・クリーク』の単一畑モノだったはず。 『リットン・エステート』の蔵出しは、この時の’14年が初だったのではないでしょうか。 驚きと興奮を抑えつつ試飲しましたが…ん〜、素晴らしい。流石にまだポテンシャル全開とはいきませんが、国内で手に入るプティ・シラーとして、物の良さは間違いなく随一でした。 ◎モンテ・ベロ「外」史上最高のリッジ。 ワイン&スピリッツ誌の、「月間最優秀ワイン」こと、【Red Wine of the Month】の2017年1月版受賞者もリットン・プティ・シラーの’14年でした。 日本発売から1年以上も前ですから、さらに堅かったとは思うのですが、それですらこの評価とは天晴れ。 因みに、同誌におけるリッジのハイスコア銘柄はほとんどが『モンテ・ベッロ』で独占されています。 そんな中で今回受賞したこの【W&S94点】とは、なんとモンテ・ベッロを除くと当時のリッジ歴代最高スコア。 リットン&ガイザーヴィルの二枚看板ジン、パガニ・ランチらを抑えてのトップ・レイティングでした。 ▼リットンに植わるプティ・シラー。 リットン・エステートの畑に生える最も古いプティ・シラーは1901年の植樹。即ち最高樹齢は110年を軽く越えます。 リットン・エステートは東サイドと西サイドに別れ、プティ・シラーはその双方に植えられており、この最古の葡萄樹があるのはリットン・イースト(約12エーカー)。 こちらのプティ・シラーは主にリットン・スプリングスのジンファンデルにブレンド(例年およそ2割程度)されており、リッジ自ら「リットンのジンが力強く寿命も長いのは、プティ・シラーのおかげである。」と述べています。 一方、リットン・ウエストにはサステナブル農法を採用し、1987年〜2008年にプティ・シラーを植樹(約20エーカー)。今回ご案内の作品に用いられているのはこちらの果実です。 ◎2017年 過日は手摘みで収穫し、ステムを取り除いて破砕。土着酵母を用いて発酵。フル・マロ。’17年は、100%アメリカン・オーク(新樽比率20%)にて12ヶ月の樽熟成。 若くこれほど多量なタンニンを含みながら、舌触りにはどこかまろみやキメの細やかさといったものをも感じさせ、完成の域にある骨格と、複雑にしてこなれた旨味の構成は圧巻。 極上のタンニンとたっぷりあるミネラルがプティ・シラーの果実甘味を包み込み、パワフルでありながら甘さを見せず、むしろ硬質な心地良さ美しい筋肉(肉厚感)を感じさせるマッスルなボディを見せつけてきます。 黒と青の凝縮したタイトな果実味、ラベンダーやミント、そしてヨモギの香味のアクセント、かすかにタバコや腐葉土もあり、黒胡椒などのスパイシーさがフィニッシュを締める…この純粋さと剛腕さ、言わば「タイトなパワフルさ」が織りなすスケールの大きさは、ご予算さえ許すならば是非体感頂きたいものです。 十分な熟成を経て潜在性開花…となったとき、どこまで行くのか… リッジではプティ・シラー種そのものについて、「洗練されているとは言いがたいため、「高貴」なブドウだとは到底みなされないが、独特の魅力がある。」と述べています。 確かに洗練…というのとは違うのでしょうが、リッジの造るプティ・シラーには、価値としては「高貴さ」にも匹敵する「雄大なスケールの大きさ」があります。上述しましたが、ご予算さえ許せば是非体験して頂きたいものであり、もしもプティ・シラー愛好家の方、そしてリッジ・ファンの皆様であれば…… "必飲" です。 ◎グランドテイスティング東京2018、私的最大のサプライズ。 ■ジェームス・サックリング94ポイント ■ヴィノス93ポイント ■ジェブ・ダナック92+ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌92ポイント 8,470円